特許
J-GLOBAL ID:200903026472332095

音声消去システム及びこれを用いた放送用受信機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須田 孝一郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-291756
公開番号(公開出願番号):特開2001-111461
出願日: 1999年10月14日
公開日(公表日): 2001年04月20日
要約:
【要約】【課題】 種々多様な要素を持つ音声の入力信号から指定した特定の音声信号を確実に消去でき、実用化及び低コストを容易に実現する。【解決手段】 マイクロフォン12でピックアップした唯一既知の音声信号を参照入力として第1のA/D変換部14でデジタル信号に変換し、その参照入力信号S0の振幅を第1の圧縮デジタルフィルタ15で圧縮した後、遅延メモリ16に順次書き込むとともに、遅延時間設定部17で設定された遅延時間情報に応じ遅延メモリ16内の書き込み信号を順次読み出して適応デジタルフィルタ18に出力し、この適応デジタルフィルタ18で参照入力信号S0から入力音声信号N+S1に含まれる参照入力の変形である最良近似信号S2を生成する。受信部11から第2のA/D変換部19及び第2の圧縮デジタルフィルタ20を通して得られる入力音声信号N+S1から最良近似信号S2を減算部21で減算する。
請求項(抜粋):
種々多様な要素を持つ入力音声信号から指定した特定の信号のみを消去する音声消去システムであって、前記入力音声信号から消去したい唯一既知の音声信号を参照入力とし、この参照入力を所定のサンプリング周期でサンプリングしてデジタル信号に変換し出力する第1のA/D変換部と、前記第1のA/D変換部から出力されるサンプリング毎の参照入力信号の振幅を所定の規定にしたがい圧縮して出力する第1の圧縮デジタルフィルタと、第1の圧縮デジタルフィルタから出力される参照入力信号から前記入力音声信号中に含まれる参照入力もしくはその変形の最良近似信号を生成する適応デジタルフィルタと、前記入力音声信号を所定のサンプリング周期でサンプリングしてデジタル信号に変換して出力する第2のA/D変換部と、前記第2のA/D変換部から出力されるサンプリング毎の入力音声信号の振幅を所定の規定にしたがい圧縮して出力する第2の圧縮デジタルフィルタと、前記第2の圧縮デジタルフィルタから出力される信号から前記適応デジタルフィルタで生成した最良近似信号を減算して差信号を出力する減算部と、前記減算部から出力される差信号をアナログ信号に変換するD/A変換部と、を備えることを特徴する音声消去システム。
IPC (3件):
H04B 3/23 ,  H04B 7/005 ,  H04R 3/02
FI (3件):
H04B 3/23 ,  H04B 7/005 ,  H04R 3/02
Fターム (7件):
5D020CC06 ,  5K046BA01 ,  5K046BB00 ,  5K046EF13 ,  5K046HH00 ,  5K046HH01 ,  5K046HH79
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 音声信号処理装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-116159   出願人:株式会社タムラ製作所
  • 特開平3-018130
  • 特開昭63-148709

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