特許
J-GLOBAL ID:200903026473008704

車両用2サイクルエンジンの逆転制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-020899
公開番号(公開出願番号):特開平11-218039
出願日: 1998年02月02日
公開日(公表日): 1999年08月10日
要約:
【要約】【課題】 ギヤボックスを不要とし且つ回転数を常にモニタすることなく後進を可能にし、コストダウンを実現した車両用2サイクルエンジンの逆転制御装置を得る。【解決手段】 運転状態に対応した信号を出力する各種センサと、各信号に基づいて点火信号を出力する点火制御装置10Aとを備え、各種センサは、エンジン1の回転信号SGを出力する回転センサ6と、逆転信号RWを出力する逆転スイッチ23とを含み、点火制御装置は、逆転信号の入力時に、運転状態に基づいて失火継続用のタイマ時間を演算する手段と、タイマ時間にわたってエンジンを失火させる手段と、タイマ時間の終了時に過進角させた点火信号を1回だけ出力する手段とを含み、タイマ時間は失火制御中にエンジン回転数が所定回転数まで低下するのに要する時間に相当する。
請求項(抜粋):
車両に搭載されて2サイクルで駆動されるエンジンと、前記エンジンの運転状態に対応した各種情報信号を出力する各種センサと、前記各種情報信号に基づいて前記エンジンに対する点火信号を出力する点火制御装置とを備え、前記各種センサは、前記エンジンの回転に対応した回転信号を出力する回転センサと、逆転切り換え操作時に逆転信号を出力する逆転スイッチとを含み、前記点火制御装置は、前記逆転信号の入力時に、前記運転状態に基づいて失火継続用のタイマ時間を演算するタイマ時間演算手段と、前記タイマ時間にわたって前記エンジンを失火させる失火手段と、前記タイマ時間の終了時に、通常の進角点火時期よりも過進角させた点火信号を1回だけ出力する過進角点火手段とを含み、前記タイマ時間は、前記エンジンの失火制御中に前記エンジンの回転数が逆転制御に適した所定回転数まで低下するのに要する時間に相当し、前記所定回転数は、前記エンジンのアイドル回転数よりも低い回転数に設定されたことを特徴とする車両用2サイクルエンジンの逆転制御装置。
IPC (3件):
F02D 27/00 ,  F02D 45/00 314 ,  F02P 5/15
FI (4件):
F02D 27/00 Z ,  F02D 45/00 314 M ,  F02P 5/15 B ,  F02P 5/15 E
引用特許:
出願人引用 (3件)

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