特許
J-GLOBAL ID:200903026493656400

斜面保護方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江藤 聡明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-170356
公開番号(公開出願番号):特開2005-350894
出願日: 2004年06月08日
公開日(公表日): 2005年12月22日
要約:
【課題】 保護すべき斜面に網体を展延設置し、この網体の上面から支圧板を点在状態に配置し、支圧板配置箇所に相当して予め地山に設置されているアンカーを用いて網体上の支圧板を地山面に向けて押し下げ、地山に定着して網体を地山に固定する斜面保護方法において、固定時に網体が地山面に対して有効な緊張状態に至らしめられる方法を提供すること。【解決手段】 支圧板定着面MBがその周辺の網体展延設置面MAに対して低位置になるよう地山面Mに凹凸部を設け、支圧板3を定着するための押下過程で、支圧板下の網体部分を支圧板定着面MBへ向けて押し下げることにより支圧板周囲の網体部分を面的に伸長させ且つ緊張させ、支圧板の定着完了時に網体1に所要の緊張力をもたらすようにする。【選択図】 図11
請求項(抜粋):
高強度で耐食性のあるワイヤーで製作した網体を、保護すべき地山面に展延設置し、この網体の上面から支圧板を所定間隔置きに点在状態に配置し、前記支圧板配置箇所に相当して予め地山に設置されているアンカーを用いて網体上の支圧板を地山面に向けて押し下げ、最終的に支圧板を地山に定着して網体を地山に固定する斜面保護方法において、 前記地山の支圧板定着面をその周辺の網体展延設置面よりも低い位置に設け、 前記網体展延設置工程において、網体を前記網体展延設置面上に略平坦な状態に設置し、 支圧板定着のための前記支圧板押下工程において、支圧板下の網体部分を前記網体展延設置面への網体設置時の高さ位置からその下方の支圧板定着面へ向けて押し下げ、この押し下げの際の前記網体展延設置面上の網体部分の随伴降下を前記網体展延設置面によって妨げることによって、支圧板周囲の網体部分を面的に伸長させ且つ緊張させ、前記支圧板の定着完了時に網体に所要の緊張力をもたらすことを特徴とする斜面保護方法。
IPC (1件):
E02D17/20
FI (1件):
E02D17/20 103A
Fターム (3件):
2D044DA33 ,  2D044DB01 ,  2D044DB02
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (4件)
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