特許
J-GLOBAL ID:200903083453342130

地盤保持構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平井 安雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-330606
公開番号(公開出願番号):特開2002-138482
出願日: 2000年10月30日
公開日(公表日): 2002年05月14日
要約:
【要約】【課題】 地盤を保持する部分を複数に分散させ、地盤の保持面積を十分確保しながら、各保持部分の軽量化を可能とし、現場への搬入を容易にして設置条件を緩和できる地盤保持構造を提供する。【解決手段】 地盤50表面に配設された複数の受圧フレーム11間に緊張材12を張り渡し、この緊張材12の中間位置に押圧用フレーム13及び膨張体14を組合わせて配設し、膨張体14の膨張で受圧フレーム13間の緊張材12を緊張させ、緊張材12下側の押圧用フレーム13や膨張体14を介して地盤50に押圧力を与えることから、受圧フレーム13配設位置に加えて各押圧用フレーム13配設位置でも地盤50を保持でき、小型の受圧フレーム11を用いても地盤50の保持面積を十分確保して確実に地盤を保持でき、必要な各部材を人手で搬入可能として従来施工が難しかった状況でも施工可能となり、様々な工事箇所に適用できる。
請求項(抜粋):
地盤中に一端部を固定されているアンカー引張部材の他端側地上露出部分に対し、一体に固定された状態で地盤表面に設置される受圧フレームを少なくとも備え、当該受圧フレームで地盤表面を押圧して地盤を保持する地盤保持構造において、前記受圧フレームがアンカー引張部材と一体化された状態で地盤に所定間隔で複数配置され、前記各受圧フレームにそれぞれ端部を固定されて対向する受圧フレーム間に張り渡される一又は複数本の略線状の緊張材と、当該緊張材と接触して少なくとも緊張材に地盤表面から離れる方向への動きを所定範囲内に拘束された状態で各受圧フレーム間の地盤表面に一又は複数配設され、地盤表面側に開放する所定の収納空間を有してなる押圧用フレームと、前記押圧用フレームの収納空間に収納されて押圧用フレームと地盤表面との間に配設され、所定体積まで膨張可能である所定の膨張体とを備え、当該膨張体を膨張させ、前記押圧用フレームを前記緊張材と共に地盤表面から離れる向きに所定距離移動させて緊張材を緊張させ、緊張材に緊張力の地盤表面側方向成分を発生させることを特徴とする地盤保持構造。
Fターム (2件):
2D044DB51 ,  2D044EA01
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • 法面安定化工法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-361721   出願人:岡部株式会社
  • 建物の不等沈下修復方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-219025   出願人:株式会社新井組, 日本基礎技術株式会社
  • 自動車
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-338014   出願人:テクニカルアースシステム株式会社
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審査官引用 (2件)
  • 法面安定化工法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-361721   出願人:岡部株式会社
  • 建物の不等沈下修復方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-219025   出願人:株式会社新井組, 日本基礎技術株式会社

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