特許
J-GLOBAL ID:200903026497361200

メタロセン錯体のためのシリリウムカチオン性重合活性剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 斉藤 武彦 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-510168
公開番号(公開出願番号):特表平10-505629
出願日: 1995年07月06日
公開日(公表日): 1998年06月02日
要約:
【要約】4族の金属錯体及びシリリウム塩活性化共触媒を含む付加重合反応に有用な触媒系は、金属錯体と融和性且つ非配位性アニオンとを接触させることにより製造され、任意にはシリリウム塩は、電気化学的酸化及び対応するジシラン化合物の分裂により製造される。
請求項(抜粋):
A)式 LkMXmX ́nX ́ ́p又はその二量体(式中、Lは、50個までの非水素原子を含む、Mに結合したアニオン性、非局在化、π-結合した基であり、任意に2個の基は、ともに結合して橋かけした構造を形成してもよく、またさらに任意に1個のLはXに結合してもよく;Mは、+2、+3又は+4形式酸化状態にある元素の周期律表の4族の金属であり;Xは、LとともにMとの金属含有環を形成している50個までの非水素原子をもつ任意の二価の置換基であり;X ́は、20個までの非水素原子を有する任意の中性のルイス塩基であり;X ́ ́は、それぞれの場合、40個までの非水素原子を有する一価のアニオン性部分であり、任意に2個のX ́ ́基は、ともに共有結合的に結合してMに結合する両方の原子価を有する二価のジアニオン性部分を形成してもよいか、又はMにπ-結合している(それによりMは+2酸化状態にある)中性の共役又は非共役ジエンを形成してもよく、又はさらに任意に1個以上のX ́及び1個以上のX ́ ́基は、ともに結合し、それによりMに両者が共有結合的に結合しそしてルイス塩基官能性によりそれに配位結合していてもよく;kは1又は2であり;mは0又は1であり;nは0-3の数であり;pは0-3の整数であり;そしてk+m+pの合計は、Mの形式酸化状態に等しい)に相当する金属錯体、並びにB)式 R3Si(X ́)q+A-(式中、Rは、独立してそれぞれの場合、ヒドロカルビル、シリル、ヒドロカルビルオキシ、ジヒドロカルビルアミノ、及びこれらの組合せからなる群から選ばれる30個までの非水素原子を有する基であり、X ́は、前記同様であり、qは、零又は1であり、そしてA-は、非配位性且つ融和性アニオンである)に相当するシリリウム塩を含む触媒系。
IPC (5件):
C08F 4/60 ,  C07F 7/02 ,  C07F 7/30 ,  C07F 17/00 ,  C08F 10/00
FI (5件):
C08F 4/60 ,  C07F 7/02 ,  C07F 7/30 ,  C07F 17/00 ,  C08F 10/00
引用特許:
審査官引用 (1件)

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