特許
J-GLOBAL ID:200903026575893397

PLLとデルタシグマ変調器とを有する無線転送器機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 司朗
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-525914
公開番号(公開出願番号):特表2003-510899
出願日: 2000年09月21日
公開日(公表日): 2003年03月18日
要約:
【要約】位相ロックループ機構に基づき、2点変調を伴なうデルタシグマ変調器を用いる転送回路機構を開示している。PLLの帯域幅を制限するために、補助アナログ変調器を採用し、これは、デルタシグマ変調との調整を必要とする。変調の調整は、PLLの残留変調を変調後信号入力と関連させることで、PLL電圧制御発振器の変調への感度を訂正することによって実現される。変調相関器の作用によって、転送器の通常動作を乱すことなく変調及びPLL帯域幅が整えられ、PLL帯域幅よりも大きな変調器帯域幅の使用が可能となる。
請求項(抜粋):
転送器回路手段であって、 位相検知器手段と加算手段と直列に配置された電圧制御発振器、そして、電圧制御発振器の出力を位相検知器の入力にフィードバックする制御可能分周器、を有すると位相ロックループと、 転送対象の情報に対応した変調信号を生成するように配置されたベースバンド変調ソースと、を有し、 前記転送器回路手段はその特徴的構成として、 前記変調信号を受け取って、前記信号を位相ロックループ内の残留変調と相関させることで1以上の変調訂正信号を発生させるように配置された変調相関回路手段と、 前記変調信号を受け取り、これからデルタシグマ制御信号を発生させるように配置されたデルタシグマ変調手段と、そして、 変調信号と変調訂正信号とを受け取り、これらに応じて、変調信号の振幅をスケーリングするように配置された変調振幅スケーリング手段と、を更に有し、 スケーリング後の変調信号は加算手段において位相ロックループに入力され、それによって、電圧制御発振器を変調して変調後RF出力信号を作らせ、 デルタシグマ制御信号は制御可能分周器に入力され、それによって、これの分周比を制御し、その結果、制御可能分周器は、実質的に、位相検知器への入力における変調後RF出力信号から変調を取り除くように働く、 という転送器回路手段。
Fターム (5件):
5K004AA04 ,  5K004EA04 ,  5K004EA11 ,  5K004EE07 ,  5K004EF02
引用特許:
審査官引用 (1件)

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