特許
J-GLOBAL ID:200903026590219694

キャラクタラインを有するワークの加工方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宇井 正一 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-043943
公開番号(公開出願番号):特開平6-259124
出願日: 1993年03月04日
公開日(公表日): 1994年09月16日
要約:
【要約】【目的】 ヘール加工工具を用い6軸NC工作機械の回転送り軸を制御しつつ、自動的にワークと工具の干渉を回避したキャラクタラインを有するワークの加工方法を提供する。【構成】 主軸に装着されるヘール加工工具の工具形状データを記憶(第1段階)し、ワーク上の複数面の各面形状データを記憶(第2段階)し、キャラクタラインデータを求め記憶(第3段階)し、キャラクタラインに沿ってヘール加工工具を送りつつ所定時間間隔で、前記記憶した各データに基づきワークと工具間の干渉の有無を判別し、干渉時にA、B、Cの回転送り軸を駆動してワークと工具とのなす相対姿勢を制御しつつ干渉回避して加工(第4段階)し、キャラクタラインの加工終了後にワーク上の複数面をヘール加工工具で平滑加工(第5段階)する各段階から構成する。
請求項(抜粋):
X軸、Y軸、Z軸の互いに直交する3つの直線送り軸と、X軸の回りに回転するA軸、Y軸の回りに回転するB軸、およびZ軸の回りに回転するC軸の3つの回転送り軸とを有する6軸NC工作機械を用い、加工すべきワークの複数面の内、隣接面同志が交差する部分に形成されるキャラクタラインおよび前記複数面を加工する、キャラクタラインを有するワークの加工方法において、前記6軸NC工作機械の工具主軸に装着されるヘール加工工具の形状データを記憶する第1段階と、加工する前記ワークのキャラクタラインを構成する前記複数面の各面の面形状データを記憶する第2段階と、前記面形状データから前記キャラクタラインを表すキャラクタラインデータを求め記憶する第3段階と、前記キャラクタラインに沿って前記ヘール加工工具を送る際、前記ヘール加工工具形状データ、前記面形状データおよび前記キャラクタラインデータに基づき、前記ワークと前記ヘール加工工具とが干渉するか否かを判別し、その判別の結果、干渉無しと判別されたときは加工を続行し、その判別の結果、干渉有りと判別されたときは、前記回転送り軸を回転し、前記ワークと前記ヘール加工工具とのなす相対姿勢を変更し、加工を続行する第4段階と、前記キャラクタラインの加工終了後に前記ワーク上の前記複数面をヘール加工工具によって平滑加工する第5段階と、からなることを特徴とするキャラクタラインを有するワークの加工方法。
IPC (3件):
G05B 19/403 ,  B23D 5/00 ,  B23Q 15/00 301
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平4-308450
  • 位置決めテーブル装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-250317   出願人:キヤノン株式会社
  • 特開昭50-106084
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