特許
J-GLOBAL ID:200903026608332949
車軸の斜角探傷方法
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
鮫島 武信 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-343735
公開番号(公開出願番号):特開平7-167840
出願日: 1993年12月15日
公開日(公表日): 1995年07月04日
要約:
【要約】【目的】 車軸と車輪との嵌め合い部分における圧入エコーが発生し易い部位での欠陥エコーと圧入エコーとの確実な識別を可能とする。【構成】 この斜角探傷方法は、被検材である車軸100に対して、超音波探触子1を走査することにより、車軸100内部を探傷するものである。そして、探触子1の車軸100のスラスト方向に対する変位とこの探触子1の発する超音波の到達距離即ちビーム路程とを座標軸とする座標平面に、探触子1が検出した車軸のスラスト方向に沿った各位置でのビーム路程値をプロットすることによって座標点の分布状態を得る。この座標において、他の車軸から予め知得した、欠陥等の有無及び車輪の嵌めあいの有無によって顕著に異なる、夫々の座標点の分布状態の類型と、被検材である車軸100から得た上記座標点の分布状態とを、比較することによって欠陥等の有無の判別を行うものであるため、簡単で正確にいずれのエコーか識別することが可能である。
請求項(抜粋):
被検材が中実車軸の場合車軸(100) の外周面にて、被検材が中ぐり車軸の場合車軸(100) の外周面は或いは内周面にて、超音波探触子(1) を走査することにより、車軸(100) 内部を探傷するものである車軸の斜角探傷方法において、探触子(1) の車軸(100) のスラスト方向に対する変位とこの探触子(1) の発する超音波の到達距離即ちビーム路程とを座標軸とする座標平面に、探触子(1) が検出した車軸のスラスト方向に沿った各位置でのビーム路程値をプロットすることによって座標点の分布状態を得るものとし、他の車軸から予め知得した、欠陥等の有無及び車輪の嵌めあいの有無によって異なる、夫々の上記座標点の分布状態の類型と、被検材である車軸(100) から得た上記座標点の分布状態とを、比較することによって欠陥等の有無の判別を行うものであることを特徴とする車軸の斜角探傷方法。
IPC (2件):
G01N 29/04 502
, G01B 17/00
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