特許
J-GLOBAL ID:200903026730235997

スクロ-ル形圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-165473
公開番号(公開出願番号):特開平7-027063
出願日: 1993年07月05日
公開日(公表日): 1995年01月27日
要約:
【要約】【目的】 運転停止直後に上記固定スクロ-ルと旋回スクロ-ルとの間に過大な押し付け力が生じることを防止し、再起動時の起動特性に優れより信頼性の高い運転を行えるスクロ-ル形圧縮機を提供することを目的とする。【構成】 密閉ケ-ス20と、このケ-ス20に固定されたフレ-ム22に旋回不能かつ上下動可能に設けられた固定スクロ-ル33と、この固定スクロ-ル33に圧縮空間30を介して組み合わされ、旋回駆動されることで上記圧縮空間30に吸い込んだ流体を圧縮する旋回スクロ-ル27とを具備すると共に、上記ケ-ス20内に、上記固定スクロ-ル33の背面側との間でコンプライアンス機構を構成すると共にこの固定スクロ-ル33と吐出室36とを仕切る背圧板35を設け、この背圧板35の中央にこの吐出室36内の高圧流体が上記固定スクロ-ル33の背面側に逆流することを防止する逆止弁37を設けたものである。
請求項(抜粋):
ケ-スと、このケ-ス内に回転不能かつ軸方向に移動可能に設けられた固定スクロ-ルと、この固定スクロ-ルに圧縮空間を介して組み合わされ、上記固定スクロ-ルに対して旋回駆動されることで上記圧縮空間に吸い込んだ流体を圧縮する旋回スクロ-ルと、上記固定スクロ-ルの背面側に配設されて上記ケ-スを仕切り、この固定スクロ-ルが設けられた側と反対側に圧縮された流体が吐出される吐出室を区画すると共に、固定スクロ-ルの背面との間に上記圧縮空間から導出された圧縮流体を一旦充満させることで、この圧縮流体の圧力によりこの固定スクロ-ルを上記旋回スクロ-ルに対して押し付ける背圧板と、上記固定スクロ-ルの背面側に配設され、上記圧縮された流体が吐出される吐出室を区画すると共に、固定スクロ-ルの背面との間に上記圧縮空間から導出された流体を一旦充満させることで、この流体の圧力によりこの固定スクロ-ルを上記旋回スクロ-ルに対して押し付ける背圧板と、この背圧板に設けられ、上記吐出室に吐出された流体がこの吐出室側から固定スクロ-ルの背面側へ逆流することを防止する逆止弁とを具備することを特徴とするスクロ-ル形圧縮機。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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