特許
J-GLOBAL ID:200903026734064569

石英ガラスから中空円筒を製造する方法、それによって製造された中空円筒と光学部材、及びその製造方法を行うための装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 楠本 高義
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-552864
公開番号(公開出願番号):特表2004-516221
出願日: 2001年12月18日
公開日(公表日): 2004年06月03日
要約:
本発明は、長軸を中心に回転する長尺支持体上にSiO2粒子を堆積し、それによって円筒形の内孔付き多孔質ブランクを製造することを特徴とする石英ガラス管を製造する方法に関する。前記ブランクは、垂直に配設されていて、ブランクの内孔上部にある縮径部に係合する懸垂具を用いて加熱炉内に吊り下げられ、ガラス化される。本発明の目的は、複雑な治具なしに、実質上内孔が汚染される恐れなく、重いブランクを安全に固定することができる方法も提供することにある。このため、SiO2粒子が堆積されるとき、内孔(7)を成形することによって縮径部(6b)が形成される。ガラス化については、縮径部(6b)上にそれ自体を支持し、そうでない場合は、まったくそれに接触せずに円筒形の内孔(7)の方へ突き出る懸垂具(8,9,10)が使用される。
請求項(抜粋):
石英ガラスから中空円筒を製造する方法であって、その長軸を中心に回転する長尺支持体上にSiO2粒子を堆積し、それによって円筒形の内孔付き多孔質ブランクを製造するステップと、ブランクの内孔上部に設けられた縮径部に係合する懸垂具により、加熱炉内で垂直方向に吊り下げられるブランクをガラス化するステップとを含み、SiO2粒子が堆積されるとき、内孔(7)を成形することによって前記縮径部(6b)が形成され、懸垂具はガラス化する場合には前記縮径部(6b)上にブランク自身を支持するのに使用され、またそうでない場合は、まったく内孔に接触せずに内孔(7)の方へ突き出ることを特徴とする、中空円筒を製造する方法。
IPC (3件):
C03B37/018 ,  C03B37/014 ,  G02B6/10
FI (3件):
C03B37/018 C ,  C03B37/014 Z ,  G02B6/10
Fターム (3件):
2H050AB03Z ,  4G021CA12 ,  4G021EA03
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 石英ガラス製物体の製法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-235960   出願人:信越石英株式会社, ヘレウス・クアルツグラース・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング
  • 特開昭62-256733

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