特許
J-GLOBAL ID:200903026761884985

あらゆる様式の仕上がり形材を圧延するための圧延設備およびこの圧延設備を運転する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江崎 光史 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-302872
公開番号(公開出願番号):特開平11-239803
出願日: 1998年10月23日
公開日(公表日): 1999年09月07日
要約:
【要約】【課題】 あらゆる様式の仕上がり形材を圧延する圧延設備およびこの圧延設備を運転するための方法を提供すること【解決手段】 コンパクチング圧延群の前方にそれぞれ一つのローラテーブルR2が、そして前方にローラテーブルR3が設けられており、これらのローラテーブルの長さが仕上がり被圧延材の抜出し長さに相当していること、ローラテーブルR1と両ローラテーブルR2とR3間に横方向送り装置QT1とQT2が設けられている。この圧延設備の運転は重量のある仕上がり形材、特にH形材を粗圧延群内で仕上げ成形し、コンパクチング圧延群の傍らを案内されているローラテーブルとこのローラテーブルとコンパクチング圧延群の前方に設けられているローラテーブル間に設けられている横方向送り装置QT2を経てこのローラテーブルR3上にもたらし、次いで前方に設けられている次位加工装置に供給するようにして行なわれる
請求項(抜粋):
【請求項01】 互いに接近して相前後して設けられている対のユニバーサルロールスタンドから成り、これらのユニバーサルロールスタンド間に据込みロールスタンドを備えているコンパクチング圧延群を備えており、このコンパクチング圧延群の前方において位置ずれして平行に配設されている粗圧延群が設けられており、この粗圧延群が同様に互いに接近して相前後して設けられている垂直ロールスタンド、水平ロールスタンドおよびユニバーサルロールスタンドとの群から成る様式の、フラット-ブロック-粗形素材、或いは最終寸法に近い粗形素材、連続鋳造設備から到来する、場合によっては手前に接続されている加熱炉内に貯蔵されている、および/または圧延熱に保持されている粗形素材から、あらゆる様式の仕上がり形材を圧延する圧延設備において、コンパクチング圧延群の前方にそれぞれ一つのローラテーブル(R2)が、そして前方にローラテーブル(R3)が設けられており、これらのローラテーブルの長さが仕上がり被圧延材の抜出し長さに相当していること、および粗圧延群の前方にローラテーブル(R1)が設けられており、このローラテーブルが上記ローラテーブル(R2とR3)に対して平行に、それらの両長さの全長にわたってコンパクチング圧延群の傍らを走っており、この場合このローラテーブル(R1)と両平行なローラテーブル(R2とR3)間に横方向送り装置(QT1とQT2)が設けられていることを特徴とす、るあらゆる様式の仕上がり形材を圧延する圧延設備。【請求項02】 粗圧延群が垂直ロールスタンド(VG)、水平ロールスタンド(HG)とユニバーサルロールスタンド(UG)から成ることを特徴とする請求項1に記載の圧延設備。【請求項03】 粗圧延群の水平ロールスタンド(HG)が二つ或いは多数の選択カリバー(K1,K2)を備えていることを特徴とする請求項1或いは2に記載の圧延設備。【請求項04】 コンパクチング圧延群の水平ロールスタンド(HG)が二つの或いは多数の選択カリバーを備えていることを特徴とする請求項1から3までのいずれか一つに記載の圧延設備。【請求項05】 粗圧延群のユニバーサルロールスタンド(UG)のロール組が円筒形の垂直ロールを備えているH-カリバーを有していることを特徴とする請求項1から3までのいずれか一つに記載の圧延設備。【請求項06】 粗圧延群のユニバーサルロールスタンド(UG)のロール組および/またはコンパクチング圧延群のユニバーサルロールスタンド(UG1)のロール組がV形の垂直ロールを備えているX-カリバーを有していることを特徴とする請求項1から3までのいずれか一つに記載の圧延設備。【請求項07】 粗圧延群の水平ロールスタンド(HG)のロール組、粗圧延群のユニバーサルロールスタンド(UG)のロール組および/またはコンパクチング圧延群のロールスタンド(UG1,HZとUG2)のロール組が、特別なカリバーが形成されているロール組を備えていことを特徴とする請求項1から3までのいずれか一つに記載の圧延設備。【請求項08】 コンパクチング圧延群のユニバーサルロールスタンド(UG1とUG2)が二重式ロール組を備えていることを特徴とする請求項1から7までのいずれか一つに記載の圧延設備。【請求項09】 粗圧延群のユニバーサルロールスタンド(UG)の水平ロールが1200から1800mmの範囲の直径を有していることを特徴とする請求項1から7までのいずれか一つに記載の圧延設備。【請求項10】 コンパクチング圧延群のユニバーサルロールスタンド(UG1とUG2)の水平ロールが800から1300mmの範囲の直径を有していることを特徴とする請求項1から9までのいずれか一つに記載の圧延設備。【請求項11】 互いに接近して相前後して設けられている対のユニバーサルロールスタンドから成り、これらのユニバーサルロールスタンド間に据込みロールスタンドを備えているコンパクチング圧延群を備えており、このコンパクチング圧延群の前方において位置ずれして平行に配設されている粗圧延群が設けられており、この粗圧延群が同様に互いに接近して相前後して設けられている垂直ロールスタンド、水平ロールスタンドおよびユニバーサルロールスタンドとの群から成る様式の、フラット-ブロック-粗形素材、或いは最終寸法に近い粗形素材、連続鋳造設備から到来する、場合によっては手前に接続されている加熱炉内に貯蔵されているおよび/または圧延熱に保持されている粗形素材から、あらゆる様式の仕上がり形材を圧延する圧延設備を運転するための方法において、重量のある仕上がり形材、特にH形材を粗圧延群内で仕上げ成形し、コンパクチング圧延群の傍らを案内されているローラテーブル(R1)とこのローラテーブルとコンパクチング圧延群の前方に設けられているローラテーブル(R3)間に設けられている横方向送り装置(QT2)を経てこのローラテーブル(R3)上にもたらし、次いで前方に設けられている次位加工装置に供給することを特徴とする、あらゆる様式の仕上がり形材を圧延する圧延設備を運転するための方法。【請求項12】 コンパクチング圧延群の出側のユニバーサルロールスタンド(UG2)を、自体公知のように、その傍らを案内されているローラテーブル(R1)とコンパクチング圧延群の前方に設けられているローラテーブル(R3)へと案内されている横方向送り装置(QT2)を使用してこのローラテーブル(R3)を経て移動させることを特徴とする請求項10或いは11に記載の運転方法。【請求項13】 粗圧延群が平滑なロールを備えている垂直ロールスタンド(VG)、輪郭が形成されているロールを備えている水平ロールスタンド(HG)およびユニバーサルロールスタンド(UG)を有している場合、長方形の断面の或いはI形断面の粗形素材(VG)と粗形素材(VP)を垂直ロールスタンド(VG)内で据込み、次いで水平ロールスタンド(HG)内で粗成形し、引続きこの粗圧延群のユニバーサルロールスタンド(UG)内で輪郭成形し、場合によっては減面し、引続きこの群のユニバーサルロールスタンド(UG1)、水平ロールスタンド(HG)とユニバーサルロールスタンド(UG2)内でタンデム群として作業が行なわれるコンパクチング圧延群内でストレートのカリバー順序および場合によっては可逆カリバー順序で仕上げ圧延することを特徴とする請求項10から12までのいずれか一つに記載の運転方法。【請求項14】 粗圧延群内での粗形素材(VP)の据込みと輪郭成形を、この群のロールスタンドのストレートなカリバー順序で経て行うことを特徴とする請求項13に記載の運転方法。【請求項15】 粗圧延群内での粗形素材(VP)の輪郭成形と減面を、この群の水平ロールスタンド(HG)とユニバーサルロールスタンド(UG)内で、相前後しているカリバー順序および可逆カリバー順序で行うことを特徴とする請求項13に記載の運転方法。【請求項16】 圧延を粗圧延群の水平ロールスタンド(HG)内で二つの選択カリバー(K1,K2)を組合わせ行うことを特徴とする請求項15に記載の運転方法。【請求項17】 コンパクチング圧延群のロールスタンドが、輪郭が形成された水平ロール対を備えている場合、I断面を有する粗形素材から特別な仕上がり形材の成形のため、コンパクチング圧延群内の仕上げ成形を、この群のロールスタンドのストレートなカリバー順序を経て行うことを特徴とする請求項15或いは16に記載の運転方法。【請求項18】 粗圧延群内の相前後しているカリバーおよび可逆カリバーにあって、更なる減面を再び粗圧延群の水平ロールスタンド(HG)の第一の選択カリバー(K1)内で、続いて水平ロールスタンド(HG)の選択カリバー(K2)の従属カリバー内で、そして引続く減面を入側のユニバーサルロールスタンド(UG1)と据込みロールスタンド(HZ)内のカリバー順序および可逆カリバー順序で、最終据込み成形をコンパクチング圧延群の入側のユニバーサルロールスタンド(UG1)、据込みロールスタンド(HZ)と出側ユニバーサルロールスタンド(UG2)で行うことを特徴とすることを特徴とする請求の範囲第13項から第10項までのいずれか一つに記載の運転方法。【請求項19】 I断面の粗形素材(VP)を粗圧延群内の垂直ロールスタンド(VG)内で据込み、引続きそれぞれ水平ロールスタンド(HG)内のカリバー順序と可逆カリバー順序でフランジ据込みを行い、ユニバーサルロールスタンド(UG)内で輪郭成形し、減面し、ユニバーサルロールスタンド(UG)の最後のカリバーを経て仕上げ圧延することを特徴とする請求の範囲第11項から第19項までのいずれか一つに記載の運転方法。
IPC (6件):
B21B 1/12 ,  B21B 13/02 ,  B21B 13/06 ,  B21B 13/12 ,  B21B 27/02 ,  B21B 39/12
FI (6件):
B21B 1/12 ,  B21B 13/02 B ,  B21B 13/06 B ,  B21B 13/12 B ,  B21B 27/02 D ,  B21B 39/12 A
引用特許:
審査官引用 (10件)
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