特許
J-GLOBAL ID:200903026776842863

小型機械部品の脱脂洗浄方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-203609
公開番号(公開出願番号):特開平10-046380
出願日: 1996年08月01日
公開日(公表日): 1998年02月17日
要約:
【要約】【課題】 オゾン層を破壊するトリクロロエタン等の脱脂洗浄溶剤を使用することなく、加工した小型機械部品に付着した金属加工油、防錆油、焼入れ油、はんだフラックス等を除去することができ、洗浄後の錆の発生を防止でき、乾燥工程を省略できる、小型機械部品の脱脂洗浄処理を得る。【解決手段】 蒸気発生装置(ボイラー)2と、一端に蒸気入口3を、他端に蒸気出口5を有する密閉可能な容器6に小型機械部品(リベット等)を入れて密閉し、その後に、容器6に、飽和蒸気または過熱蒸気を、蒸気入口3から小型機械部品を経由して蒸気出口5から流出するように供給して、部品に付着した油等を洗浄する。脱脂した部品も蒸気による熱で乾燥する。過熱蒸気流の温度及び流動時間を、小型機械部品の焼鈍に必要な温度及び時間に設定し、過熱蒸気により洗浄と同時に焼鈍を行うこともできる。排出された蒸気流の油は蒸気発生装置の燃焼バーナーによる燃焼によって処理でき、復水は蒸気発生装置にへ戻して再使用できる。
請求項(抜粋):
一端に蒸気入口、他端に蒸気出口を有する密閉可能な容器に小型機械部品を入れて密閉し、前記容器に、飽和蒸気または過熱蒸気を、前記蒸気入口から前記小型機械部品を経由して前記蒸気出口から流出するように供給して前記部品に付着した油等を洗浄することから成ることを特徴とする小型機械部品の脱脂洗浄方法。
IPC (4件):
C23G 5/00 ,  B08B 3/02 ,  C21D 1/74 ,  C21D 9/00
FI (4件):
C23G 5/00 ,  B08B 3/02 A ,  C21D 1/74 Q ,  C21D 9/00 A
引用特許:
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