特許
J-GLOBAL ID:200903026779301049

顔の正規化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 下田 容一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-100477
公開番号(公開出願番号):特開平10-293840
出願日: 1997年04月17日
公開日(公表日): 1998年11月04日
要約:
【要約】【課題】 ビデオカメラ等で得られるカラー人物正面画像から顔領域を抽出し、2値化処理した顔領域を近似した楕円の中心位置と楕円半径と楕円の傾斜角とで正規化し、さらに抽出した顔領域を2値化処理した顔領域の対称軸と中心位置とで正規化し、照明条件に左右されず、顔形状の個人差に影響されることなく正規化された顔の正面画像が得られる顔の正規化装置を提供する。【解決手段】 ビデオカメラ10、カラー画像取込手段11、顔領域抽出手段12、2値化処理手段13、楕円近似手段14、及び正規化手段17を備えた顔の正規化装置。
請求項(抜粋):
カメラからのカラー人物正面画像を処理し、所定の範囲内にある肌色の色相を検出して顔領域を抽出する顔領域抽出手段と、抽出した前記顔領域の輝度値を1に、前記顔領域以外の領域の輝度値を0に処理した2値化顔領域を出力する2値化処理手段と、前記2値化顔領域を近似した楕円の情報を出力する楕円近似手段と、前記楕円の情報に基づいて前記顔領域を正規化する正規化手段とを備えた顔の正規化装置において、前記楕円近似手段は、楕円領域と2値化顔領域との重畳領域面積から非重畳領域面積を引いた領域差分を求める差分演算手段と、前記領域差分が最大となる前記楕円の中心位置を設定する楕円中心設定手段と、前記楕円の長軸半径と短軸半径との比率が所定の範囲内であって前記領域差分が最大となる前記楕円の長軸半径と短軸半径とを設定する楕円半径設定手段と、前記差分が最大となる前記楕円の傾斜角を設定する楕円傾斜角設定手段と、を備えたことを特徴とする顔の正規化装置。
IPC (3件):
G06T 3/00 ,  G06T 1/00 ,  G06T 7/60
FI (3件):
G06F 15/66 345 ,  G06F 15/62 380 ,  G06F 15/70 350 H
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-182189
  • ビデオ信号符号化装置及び方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-180273   出願人:エイ・ティ・アンド・ティ・アイピーエム・コーポレーション

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