特許
J-GLOBAL ID:200903026793617245

可変レバータンブラー錠

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯田 岳雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-014274
公開番号(公開出願番号):特開2003-213988
出願日: 2002年01月23日
公開日(公表日): 2003年07月30日
要約:
【要約】【課題】 簡単に鍵違いを変えることができる新規な可変レバータンブラー錠を提供する。【解決手段】 レバータンブラー11を略C字形で相互に重合するタンブラーAとタンブラーBとを組合わせたものとし、タンブラーAには合鍵の鍵溝との係合部16を形成すると共に、これを合鍵と干渉する方向に付勢し、また、タンブラーBに解錠切欠9を形成し、一方、タンブラーAの自由端部に係合突部18を、タンブラーBには支軸を中心とする円弧上に複数の係合凹部19を夫々形成して、これらの係合の組合わせを変えることにより鍵違いを得る。この係合を変えるため、外部からリセットピン13を操作して、タンブラーAを内筒の中心から遠ざかるように移動させて係合突部と係合凹部との係合を解き、タンブラーA,Bの相対角度関係を変えてからこれらを再び係合させる。
請求項(抜粋):
内周面の母線に沿ってカム溝を形成した外筒と、この外筒に回転自在に嵌合し、中心軸線に沿って鍵孔を貫通させた内筒と、この内筒の母線に沿って延在し、内筒の外周部において半径方向に移動可能に案内されると共に、上記カム溝と係合する外側縁が外方に突出する方向に付勢されたロッキングバーとを有し、上記内筒内に、夫々全体の形状が略C字形で一端部を支軸に揺動自在に軸支され、鍵孔に挿入された合鍵の側端縁と干渉する方向に付勢されると共に、常態では内筒を軸線方向に貫通するバックアップピンに係止され、かつ自由端部外側端縁にロッキングバーの内側縁を受入れる解錠切欠を形成したレバータンブラーの複数を鍵孔に沿って列設し、これらのタンブラー群の夫々が鍵孔に挿通された合鍵の対応する鍵溝と係合したとき、各レバータンブラーの解錠切欠がロッキングバーの内側縁と整合するようにしたものにおいて、各レバータンブラーを、略C字形で相互に重合するタンブラーAとタンブラーBとを組合わせたものとする一方、一端を支軸に遊嵌させたタンブラーAには合鍵の鍵溝との係合部を形成すると共に、これを合鍵と干渉する方向に付勢し、また、一端を支軸に回動自在に嵌合させたタンブラーBの自由端部外側端縁に解錠切欠を形成すると共に、タンブラーAの合鍵側端縁との係合部と重合する部分を合鍵と干渉しないように形成し、一方、タンブラーAの自由端部内側縁部のタンブラーBと対向する側に係合突部を、また、タンブラーBの内側縁部には支軸を中心とする円弧上にタンブラーAの係合突部と係合可能な係合凹部の複数を夫々形成すると共に、係合凹部の形成角度位置を、合鍵の側端縁に形成された複数種類の深さの鍵溝にタンブラーAの係合部が夫々係合したとき、その係合突部と整合するように設定し、他方、各タンブラーAの軸支部の内縁に係合可能なテーパ部と円筒部を連設した円筒突起を形成したリセットピンを支軸に平行な前後方向に移動可能に配設したことを特徴とする可変レバータンブラー錠。
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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