特許
J-GLOBAL ID:200903026830394707

深絞り性に優れた高強度冷延鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-314076
公開番号(公開出願番号):特開2001-131640
出願日: 1999年11月04日
公開日(公表日): 2001年05月15日
要約:
【要約】【課題】 成形加工前は成形が容易な440MPa相当以下の引張強度を示し、成形後の歪時効処理後に引張強度が少なくとも50MPa 以上は歪時効処理前の強度より増加することで成形部品の強度を確保できる高成形性を有する高強度冷延鋼板を提供する。【解決手段】 Ti、Nb及びCuを複合添加した鋼を熱間圧延する際、A3変態点と圧延中に進行するオーステナイト-フェライト変態開始温度:Ar3 変態点との差△T=A3変態点-Ar3 変態点が△T≦100 °Cを満たすように、スラブ加熱温度及び粗圧延終了温度を制御し、かつ粗圧延をAr3 変態点以上で行い、仕上圧延開始温度をAr3 変態点未満とし、少なくとも500 〜750 °Cの温度域での合計圧下率が50%以上となる圧延を行う。
請求項(抜粋):
C:0.01wt%以下、Si:1.5 wt%以下、Mn:1.0 wt%以下、Ti:0.01〜0.20wt%、Nb:0.005 〜0.07wt%、Cu:0.5 〜1.5 wt%、Al:0.02〜0.10wt%、P:0.05wt%以下、S:0.01wt%以下及びN:0.01wt%以下を含有し、残部は実質的にFeの組成になるスラブを熱間圧延する際、A3変態点と圧延中に進行するオーステナイト-フェライト変態開始温度:Ar3 変態点との差△T=A3変態点-Ar3 変態点が△T≦100 °Cを満たすように、スラブ加熱温度及び粗圧延終了温度を制御し、かつ粗圧延をAr3 変態点以上で行い、仕上圧延開始温度をAr3 変態点未満とし、少なくとも500 〜750 °Cの温度域での合計圧下率が50%以上となる圧延を行い、熱間圧延後に巻取り又は焼鈍工程にて再結晶処理を施し、その後圧下率50%以上、95%以下の冷間圧延を行った後、750 °C以上900°C以下の温度域にて再結晶焼鈍を施すことを特徴とする深絞り性に優れた高強度冷延鋼板の製造方法。
IPC (3件):
C21D 9/46 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/16
FI (3件):
C21D 9/46 G ,  C22C 38/00 301 S ,  C22C 38/16
Fターム (25件):
4K037EA01 ,  4K037EA04 ,  4K037EA13 ,  4K037EA15 ,  4K037EA18 ,  4K037EA19 ,  4K037EA20 ,  4K037EA23 ,  4K037EA25 ,  4K037EA27 ,  4K037EA28 ,  4K037EA31 ,  4K037FB03 ,  4K037FB05 ,  4K037FE01 ,  4K037FF03 ,  4K037FJ05 ,  4K037FJ06 ,  4K037FK02 ,  4K037FK03 ,  4K037FL01 ,  4K037FL05 ,  4K037FM01 ,  4K037FM04 ,  4K037JA06
引用特許:
審査官引用 (2件)

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