特許
J-GLOBAL ID:200903026862051330

上皮成長因子受容体キナーゼ阻害剤に対する抗癌応答を予測する生物学的マーカー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 川口 義雄 ,  小野 誠 ,  渡邉 千尋 ,  金山 賢教 ,  大崎 勝真 ,  坪倉 道明
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-502016
公開番号(公開出願番号):特表2008-533490
出願日: 2006年03月16日
公開日(公表日): 2008年08月21日
要約:
本発明は、EGFRキナーゼ阻害剤による癌患者の治療の有効性を予測する診断方法及び予後の方法を提供する。上皮及び/又は間葉バイオマーカーの発現レベルを測定することによって、腫よう細胞が上皮間葉転換(EMT)を起こすかどうかを評価することを含み、EMTを起こす腫よう細胞はEGFRキナーゼ阻害剤による阻害に対する感受性が実質的に低い、EGFRキナーゼ阻害剤による阻害に対する腫よう細胞増殖の感受性を予測する方法を提供する。上記方法論を取り入れた、EGFRキナーゼ阻害剤を用いて癌患者を治療する改善された方法も提供する。さらに、EGFRキナーゼ阻害剤に対する腫ようの応答性を予示する新しいバイオマーカーを特定する方法も提供する。また、EMTを起こした腫よう細胞の、EGFRキナーゼ阻害剤による阻害に対する、感受性を回復する薬剤を特定する方法も提供する。
請求項(抜粋):
腫よう細胞によって発現される上皮バイオマーカーのレベルを評価すること、及び腫ようがEGFRキナーゼ阻害剤による治療に有効に応答するかどうかを予測することを含み、腫よう細胞上皮バイオマーカーの高い発現レベルが、EGFRキナーゼ阻害剤による治療に有効に応答する腫ようと相関しており、上皮バイオマーカーがBrk、γ-カテニン、α1-カテニン、α2-カテニン、α3-カテニン、ケラチン8、ケラチン18、コネキシン31、プラコフィリン3、stratafin 1、ラミニンアルファ-5及びST14から選択される、癌患者が、EGFRキナーゼ阻害剤による治療に有効に応答する腫ように罹患しているかどうかを予測する方法。
IPC (5件):
G01N 33/50 ,  A61K 45/00 ,  A61P 35/00 ,  A61P 43/00 ,  G01N 33/15
FI (5件):
G01N33/50 Z ,  A61K45/00 ,  A61P35/00 ,  A61P43/00 111 ,  G01N33/15 Z
Fターム (10件):
2G045AA25 ,  2G045AA26 ,  2G045CB01 ,  2G045DA36 ,  2G045FA16 ,  2G045FB03 ,  4C084AA17 ,  4C084NA05 ,  4C084ZB262 ,  4C084ZC202
引用特許:
審査官引用 (2件)
引用文献:
審査官引用 (9件)
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