特許
J-GLOBAL ID:200903026934329974

チューブ容器の肩部および口頸部に一体化成形して用いる上部部材の製造方法、およびその製造方法で製造された上部部材を用いたチューブ容器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 金山 聡
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-041295
公開番号(公開出願番号):特開2006-224467
出願日: 2005年02月17日
公開日(公表日): 2006年08月31日
要約:
【課題】 チューブ容器の肩部及び口頸部のガスバリヤー性を高めるために一体化成形して用いる上部部材の生産性、経済性に優れた製造方法と、その方法で製造された上部部材を用いたガスバリヤー性に優れたチューブ容器を提供する。【解決手段】 上部部材の成形にアルミニウム箔の両面にポリオレフィン系樹脂フィルムを貼り合わせた複合シートを用い、その成形を、図1の工程(2)〜(6)に示すように、5段階に分けて雌雄の成形型を用いて常温で逐次的にプレス成形して上部部材を製造する。また、チューブ容器は、ガスバリヤー性を有する筒状の胴部の一端に、前記上部部材を肩部とそれに連続する口頸部の内面に挿入して、コンプレッション成形又は射出成形により外側成形樹脂で一体化成形して作製する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
チューブ容器の肩部とそれに連続する口頸部の内面に一体化成形して用いられるチューブ容器の上部部材の製造方法であって、少なくとも下記(1)〜(7)に記載された工程を含むことを特徴とするチューブ容器の上部部材の製造方法。 (1)アルミニウム箔の両面にポリオレフィン系樹脂フィルムを貼り合わせた複合シートを所定の寸法の円形に打ち抜いて、円形の複合シートを作製する工程。 (2)前記円形の複合シートを、第1の雌雄の成形型を用いて常温でプレス成形により、外縁部を笠状に成形すると同時に中心部を有頂筒状に成形し、笠状部の中心に有頂筒部を有する第1の成形体を得る工程。 (3)前記第1の成形体を、第2の雌雄の成形型を用いて常温でプレス成形により、筒部の径を小さくしながら笠状部の面積を増大させるように成形し、第2の成形体を得る工程。 (4)前記第2の成形体を、第3の雌雄の成形型を用いて常温でプレス成形により、更に筒部の径を小さくしながら笠状部の面積を増大させるように成形し、第3の成形体を得る工程。 (5)前記第3の成形体を、第4の雌雄の成形型を用いて常温でプレス成形により、更に筒部の径を小さくして所定の径に成形すると同時に、筒部の長さを増大させて所定の長さに成形し、且つ笠状部の面積を更に増大させるように成形し、第4の成形体を得る工程。 (6)前記第4の成形体を、第5の雌雄の成形型を用いて常温でプレス成形により、筒部の上端の角部および笠状部の周縁の形状を最終設定形状に成形し、第5の成形体を得る工程。 (7)前記第5の成形体を、所定の外周寸法になるように外周をトリミングして、最終形態の上部部材を得る工程。
IPC (3件):
B29C 51/14 ,  B29C 51/08 ,  B65D 35/10
FI (3件):
B29C51/14 ,  B29C51/08 ,  B65D35/10 B
Fターム (18件):
3E065AA02 ,  3E065BB03 ,  3E065CA09 ,  3E065DA04 ,  3E065DB05 ,  3E065FA15 ,  3E065GA01 ,  4F208AC03 ,  4F208AG03 ,  4F208AG07 ,  4F208AH55 ,  4F208MA05 ,  4F208MA08 ,  4F208MB01 ,  4F208MC03 ,  4F208MG04 ,  4F208MG22 ,  4F208MW23
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開平4-147837号公報(第1〜3頁、第2図)
  • チューブ容器及びその製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-308532   出願人:大日本印刷株式会社
  • 特許第3301027号公報(第1〜3頁、図1、図2)
審査官引用 (6件)
全件表示

前のページに戻る