特許
J-GLOBAL ID:200903026949956037
湿式二段排煙脱硫装置及び湿式二段排煙脱硫装置の運用方法
発明者:
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
松永 孝義
, 飯塚 向日子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-090023
公開番号(公開出願番号):特開2009-240908
出願日: 2008年03月31日
公開日(公表日): 2009年10月22日
要約:
【課題】ボイラの低負荷運転時においても、排ガス中の煤塵や微量成分の除塵・吸収性能を高く維持でき、ベンチュリスクラバ後流側の脱硫吸収塔に飛散するミスト飛散量の増加を防ぐ湿式二段排煙脱硫装置の提供である。【解決手段】燃焼装置から排出される排ガス中の硫黄酸化物を吸収する脱硫吸収塔2の排ガス流路の上流側に、排ガス中の煤塵を吸収除去して捕集するスロート部5と該スロート部5により捕集した煤塵を含むミストを除去するミストエリミネータ8とを有するベンチュリスクラバ1を設けた湿式二段排煙脱硫装置とし、ベンチュリスクラバ1を複数台並列に設置し、燃焼装置の運転負荷の低下時には排ガスを導入するベンチュリスクラバ1の運転台数を所定負荷時よりも減らす。ベンチュリスクラバ1を並列に複数設置すること、低負荷時にはその運転台数を減らすことで、低負荷時でもスロート部5の高ガス流速を保ち、高い除塵・吸収性能を維持できる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ボイラを含む燃焼装置から排出される排ガスを導入し、該排ガスに吸収液を噴霧して気液接触させることにより、前記排ガス中に含まれる硫黄酸化物を吸収、除去する脱硫吸収塔と、該脱硫吸収塔の排ガス流路の上流側に設けられ、排ガスに吸収液を噴霧して気液接触させることにより排ガス中の煤塵を吸収除去して捕集するスロート部と該スロート部により捕集した煤塵を含むミストを除去するミストエリミネータとを有するベンチュリスクラバとを備えた湿式二段排煙脱硫装置において、
前記ベンチュリスクラバを排ガスの流れ方向に対して複数台並列に設置し、各ベンチュリスクラバの排ガス流路上流側にそれぞれダンパを設け、燃焼装置の運転負荷が所定負荷よりも低下した負荷低下時に前記ダンパを操作して排ガスを導入するベンチュリスクラバの運転台数を前記所定負荷時よりも減らすとともに排ガスを導入しないベンチュリスクラバの吸収液噴霧を停止する制御をする制御装置を設けたことを特徴とする湿式二段排煙脱硫装置。
IPC (6件):
B01D 53/50
, B01D 53/77
, B01D 53/18
, B01D 53/64
, B01D 53/68
, B01D 47/10
FI (5件):
B01D53/34 125Q
, B01D53/18 E
, B01D53/34 136A
, B01D53/34 134D
, B01D47/10 Z
Fターム (35件):
4D002AA02
, 4D002AA22
, 4D002AA29
, 4D002AC10
, 4D002BA02
, 4D002BA14
, 4D002BA16
, 4D002CA01
, 4D002CA03
, 4D002CA13
, 4D002DA05
, 4D002DA16
, 4D002EA02
, 4D002EA12
, 4D002EA13
, 4D002FA03
, 4D002HA01
, 4D020AA06
, 4D020AA10
, 4D020BA02
, 4D020BA09
, 4D020BB03
, 4D020BC05
, 4D020BC06
, 4D020CB25
, 4D020CB31
, 4D020CC01
, 4D020CC21
, 4D020CD01
, 4D020CD02
, 4D020DA01
, 4D020DB20
, 4D032AD01
, 4D032BA05
, 4D032CA01
引用特許:
前のページに戻る