特許
J-GLOBAL ID:200903026970826836

地磁気センサの補正装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-143123
公開番号(公開出願番号):特開平9-325029
出願日: 1996年06月05日
公開日(公表日): 1997年12月16日
要約:
【要約】【課題】 高価でキャリブレーションの難しい3軸型の地磁気センサを用いることなく、比較的安価な2軸型の地磁気センサに対する傾斜補正を可能とし、傾斜による方位算出誤差を解消する。【解決手段】 車体を旋回させて車体方位を真北へ向け、傾斜センサからの出力による車体のピッチ角β1と、地磁気センサのYコイル出力Vy1とを記憶し、次いで、ジャッキアップ時の車体のピッチ角β2と、そのときの地磁気センサのYコイル出力Vy2とを記憶すると、2つのピッチ角β1,β2と、2つのYコイル出力Vy1,Vy2とを用い、水平座標系における地磁気ベクトルのZ軸方向成分Mzに相当する傾斜補正値Kを算出する。そして、この傾斜補正値Kを用いて地磁気センサの出力を傾斜補正し、方位角を演算することで、高価な3軸型の地磁気センサを用いることなく、2軸型の地磁気センサに対する傾斜補正を正確に行うことができ、傾斜地走行における方位算出誤差を解消することができる。
請求項(抜粋):
地磁気ベクトルの3次元空間座標における2軸成分のみを検出する地磁気センサの補正装置であって、上記地磁気ベクトルの鉛直方向成分を上記地磁気センサを水平面に対して傾斜させたときの傾斜角及び上記地磁気センサの出力値に基づいて推定し、傾斜補正値を設定する傾斜補正値算出手段と、上記地磁気センサが水平面に対して傾斜したときの上記地磁気センサの出力値を、その傾斜角と上記傾斜補正値とにより上記地磁気センサが水平面と平行状態にあるときの出力値に換算補正する傾斜補正手段とを備えたことを特徴とする地磁気センサの補正装置。
IPC (3件):
G01C 17/38 ,  G01R 33/02 ,  G01V 3/40
FI (4件):
G01C 17/38 G ,  G01C 17/38 J ,  G01R 33/02 L ,  G01V 3/40
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭61-193016
  • 車体方位検出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-196780   出願人:株式会社クボタ
  • 特開昭61-193016

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