特許
J-GLOBAL ID:200903027011525726

カラー液晶表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-157985
公開番号(公開出願番号):特開平9-005702
出願日: 1995年06月23日
公開日(公表日): 1997年01月10日
要約:
【要約】【目的】カラーフィルタを用いずに光を着色して、充分に明るいカラー表示を得るとともに同じ画素で複数の色を表示し、しかも、所望の色を充分な色純度で表示し、さらに、視野角を広くし、かつ温度による表示色の変化も小さくする。【構成】液晶セル10と表裏の偏光板20,21と位相差板22とを備え、液晶セル10の液晶分子のツイスト角を250°±20°、Δndを1300nm〜1750nm、位相差板のリタデーションを1450nm〜1850nmとし、偏光板20,21と位相差板22の光学軸の方向と液晶セル10の両基板の近傍における液晶分子配向方向とを、表側偏光板20を透過して入射した直線偏光が、液晶セル10の液晶層と位相差板22との複屈折効果とによって各波長光がそれぞれ偏光状態の異なる楕円偏光となった光となり、その光のうちの裏側偏光板21を透過した各波長光の光強度の比が所望の比率になるように設定した。
請求項(抜粋):
内面に電極が形成された一対の基板間に液晶分子がツイスト配向した液晶層を設けてなる液晶セルと、この液晶セルをはさんで配置された一対の偏光板と、その一方の偏光板と前記液晶セルとの間に配置された1枚の位相差板とを備え、前記液晶セルの液晶分子のツイスト角を250°±20°、液晶の屈折率異方性Δnと液晶層厚dとの積Δndの値を1300nm〜1750nm、前記位相差板のリタデーションの値を1450nm〜1850nmとするとともに、前記一対の偏光板と前記位相差板のそれぞれの光学軸の方向と前記液晶セルの両基板の近傍における液晶分子の配向方向とを、偏光板を透過して入射した直線偏光が、前記位相差板および液晶セルを透過する間に、前記位相差板の複屈折効果と前記液晶セルの液晶層の複屈折効果とによって各波長光がそれぞれ偏光状態の異なる楕円偏光となった光となり、その楕円偏光となった光がさらに偏光板を透過して、その各波長光の光強度の比が所望の比率になるように設定したことを特徴とするカラー液晶表示装置。
IPC (2件):
G02F 1/133 500 ,  G02F 1/1335 510
FI (2件):
G02F 1/133 500 ,  G02F 1/1335 510
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • カラー液晶表示装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-084760   出願人:カシオ計算機株式会社
  • カラー液晶表示装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-128958   出願人:カシオ計算機株式会社

前のページに戻る