特許
J-GLOBAL ID:200903027062671166

レーダ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-138675
公開番号(公開出願番号):特開2000-329841
出願日: 1999年05月19日
公開日(公表日): 2000年11月30日
要約:
【要約】【課題】 本発明は偏波を用いてクラッタを抑圧するレーダ装置に関し、目標電力を十分に確保しつつクラッタのみを効果的に抑圧することを目的とする。【解決手段】 クラッタ散乱行列データベース4内のクラッタの散乱行列からクラッタ受信電力をゼロにするための送信偏波と受信偏波の条件を定め、候補目標散乱行列データベース5内の目標の散乱行列に基づいて、上記の条件下で送信偏波と受信偏波を変えた場合の目標電力を算出する偏波電力算出回路6を設ける。探索回路7は、偏波電力算出回路6で得られた各送受信偏波における目標電力から、クラッタ受信電力をゼロにする条件を満たし、かつ目標電力を最大とするための送信偏波を決定する。観測散乱行列データベースに格納された観測対象の散乱行列と、探索回路7に探索された送信偏波、及び、クラッタの散乱行列を用いてクラッタの抑圧を行う偏波最適化回路3を設ける。
請求項(抜粋):
事前の観測により得られたクラッタの散乱行列を格納するクラッタ散乱行列データベースと、事前の観測により得られた目標の散乱行列を格納する候補目標散乱行列データベースと、クラッタの散乱行列から、クラッタ受信電力をゼロにするために送信偏波と受信偏波が満足すべき条件を定め、かつ、この条件の下で、目標の散乱行列に基づいて、送信偏波と受信偏波を変えた場合の目標電力を算出する偏波電力算出回路と、前記偏波電力算出回路で得られた各送受信偏波における目標電力から、クラッタ受信電力をゼロにする条件を満たし、かつ目標電力を最大とするための送信偏波を決定する探索回路と、前記偏波電力算出回路と前記探索回路を構成要素とする最適偏波選択回路と、互いに直交した偏波特性の二つのアンテナと、観測対象の散乱行列を収集するために、これらアンテナのうち、送信においてはいずれか一方、受信においては双方を駆動させる偏波切換器と、観測対象の各分解能セルごとの散乱行列を格納する観測散乱行列データベースと、前記観測散乱行列データベースに格納された観測対象の各分解能セルごとの散乱行列と、前記最適偏波選択回路の出力であるクラッタ受信電力をゼロにし、かつ目標電力を最大とする送信偏波、及び、前記クラッタ散乱行列データベースに格納されたクラッタの散乱行列を用いて、クラッタの抑圧を行う偏波最適化回路と、を有することを特徴とするレーダ装置。
IPC (2件):
G01S 7/292 ,  G01S 7/32
FI (2件):
G01S 7/292 A ,  G01S 7/32 F
Fターム (12件):
5J070AC11 ,  5J070AD02 ,  5J070AD06 ,  5J070AD15 ,  5J070AH14 ,  5J070AH19 ,  5J070AH33 ,  5J070AJ14 ,  5J070AK16 ,  5J070AK21 ,  5J070AK22 ,  5J070BG01
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 偏波制御レーダ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-004934   出願人:三菱電機株式会社
  • 特表昭63-503405
  • 地中埋設物探査レーダ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-025995   出願人:中部電力株式会社, 三井造船株式会社
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審査官引用 (4件)
  • 偏波制御レーダ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-004934   出願人:三菱電機株式会社
  • 特表昭63-503405
  • 地中埋設物探査レーダ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-025995   出願人:中部電力株式会社, 三井造船株式会社
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引用文献:
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