特許

J-GLOBAL ID：200903027078951100

コバルト酸リチウムの回収方法

発明者： 藤田 豊久 ,  金 泳勲 ,  柴山 敦
出願人/特許権者： 科学技術振興事業団
代理人 (1件)： 滝田 清暉 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2002-072084
公開番号（公開出願番号）：特開2003-272720
出願日： 2002年03月15日
公開日（公表日）： 2003年09月26日
要約：

【要約】【課題】 浮遊選別法によりリチウムイオン二次電池からコバルト酸リチウムを回収する方法である。リチウムイオン二次電池を破砕した後に回収する黒色粉末物質中のコバルト酸リチウムとグラファイトを分離することは極めて困難であった。【解決手段】 リチウムイオン二次電池中のコバルト酸リチウムはポリフッ化ビニリデン等の樹脂バインダーで覆われているため、リチウムイオン二次電池の破砕物から回収した粉末(コバルト酸リチウムとグラファイトとの混合物)を所定温度(約500°C)で加熱することにより、この樹脂バインダーを除去することができる。樹脂バインダーを除去したコバルト酸リチウムとグラファイトは浮遊選別法により容易に分離することができる。

請求項（抜粋）：

コバルト酸リチウム(LiCoO2)とグラファイトの混合物を350°C以上で加熱し、この混合物を水中で浮遊選別することから成るリチウムイオン二次電池(LIB)からコバルト酸リチウムを回収する方法。

IPC (4件)：

H01M 10/54 ZAB ,  B03B 5/28 ,  B03B 7/00 ,  B03B 9/06

FI (4件)：

H01M 10/54 ZAB ,  B03B 5/28 Z ,  B03B 7/00 ,  B03B 9/06

Fターム (14件)：

4D071AA41 ,  4D071AB13 ,  4D071AB14 ,  4D071AB16 ,  4D071AB17 ,  4D071AB19 ,  4D071BB12 ,  4D071CA03 ,  4D071DA15 ,  5H031BB01 ,  5H031BB02 ,  5H031EE02 ,  5H031EE03 ,  5H031HH06

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 二次電池廃材からの正極材回収方法及びこれを用いた非水電解液二次電池
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平11-154193   出願人：多摩化学工業株式会社, 株式会社東芝
• 廃棄されたNi-MH二次電池及びNi-MH二次電池廃極板から有価物を回収する方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平8-173433   出願人：工業技術院長, 日本重化学工業株式会社
• 二次電池の正、負極材の分離回収方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平8-357626   出願人：三菱重工業株式会社, 中央電気工業株式会社
• 特開昭50-126078