特許
J-GLOBAL ID:200903089361180832

二次電池廃材からの正極材回収方法及びこれを用いた非水電解液二次電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 成瀬 勝夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-154193
公開番号(公開出願番号):特開2000-348782
出願日: 1999年06月01日
公開日(公表日): 2000年12月15日
要約:
【要約】【課題】 二次電池廃材から正極材として有用な金属化合物をそのまま再利用可能な状態で効率良く、しかも、安価に回収することができる二次電池廃材からの正極材回収方法を提供する。また、このようにして回収された金属化合物が正極材の一部又は全部として用いられている非水電解液二次電池を提供する。【解決手段】 金属箔に電極材料が塗着されている二次電池廃材を熱分解処理して電極材料中の金属化合物を回収する二次電池廃材からの正極材回収方法であり、二次電池廃材を酸素含有ガス気流中300°C以上500°C未満に加熱して金属箔から電極材料を剥離させる剥離工程と、得られた剥離処理物から金属箔を分離除去して粉体物を回収する分離工程と、回収された粉体物を酸素含有ガス気流中500°C以上650°C以下に加熱して粉体物中の燃焼性物質を焼却する焙焼工程と、得られた焙焼物を正極材用途の金属化合物として回収する回収工程とを含む、二次電池廃材からの正極材回収方法である。また、このようにして回収された金属化合物を正極材の一部又は全部として含む非水電解液二次電池である。
請求項(抜粋):
金属箔に電極材料が塗着されている二次電池廃材を熱分解処理して電極材料中の金属化合物を回収する二次電池廃材からの正極材回収方法であり、二次電池廃材を酸素含有ガス気流中300°C以上500°C未満に加熱して金属箔から電極材料を剥離させる剥離工程と、得られた剥離処理物から金属箔を分離除去して粉体物を回収する分離工程と、回収された粉体物を酸素含有ガス気流中500°C以上650°C以下に加熱して粉体物中の燃焼性物質を焼却する焙焼工程と、得られた焙焼物を正極材用途の金属化合物として回収する回収工程とを含むことを特徴とする二次電池廃材からの正極材回収方法。
IPC (5件):
H01M 10/54 ,  C01G 51/00 ,  C22B 7/00 ,  H01M 4/58 ,  H01M 10/40
FI (6件):
H01M 10/54 ,  C01G 51/00 A ,  C22B 7/00 C ,  C22B 7/00 F ,  H01M 4/58 ,  H01M 10/40 Z
Fターム (22件):
4G048AA04 ,  4G048AB01 ,  4G048AB05 ,  4G048AB08 ,  4G048AC06 ,  4G048AE02 ,  4K001BA22 ,  4K001CA01 ,  4K001CA11 ,  5H003AA00 ,  5H003BA01 ,  5H003BA04 ,  5H003BB05 ,  5H003BD01 ,  5H029AJ00 ,  5H029AK03 ,  5H031AA09 ,  5H031BB00 ,  5H031BB03 ,  5H031EE01 ,  5H031EE03 ,  5H031RR02
引用特許:
審査官引用 (2件)

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