特許
J-GLOBAL ID:200903027081132446

自動車排ガス流量測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八幡 義博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-144206
公開番号(公開出願番号):特開2000-337939
出願日: 1999年05月25日
公開日(公表日): 2000年12月08日
要約:
【要約】【課題】 自動車排ガスの測定精度の向上。【解決手段】 超音波流量計を利用して自動車の排ガスの流量を測定しようとする場合に、排ガスがエンジン運動に対応して高速に変動する脈動流なので、超音波の送受波による流量計測では排ガスの測定位置がランダムに変動することが避けられず、有意の流量測定が不可能であった。本発明では、高速に変動する排ガスの脈動性を十分に把握しうる計測タイミングを確保すべく、自動車のクランク軸の回転の周期に対応して発生するクランクパルス(1)101と、このクランクパルス(1)101の周期を、排ガスの脈動流の変動パタンを十分に把握可能に細分化した周期を付与したクランクパルス(2)201とを利用し、排ガス流量を常時略同一の時間位置の流速データに基づいて精度良く測定可能としている。
請求項(抜粋):
下記の(イ)ないし(ニ)に示す各構成を備え、自動車エンジンの排ガスの流量を超音波の送受波に基づいて測定することを特徴とする自動車排ガス流量測定装置。(イ)自動車のクランクの1回転ごとに周期2πの第1のクランクパルスを発生する第1のクランクパルス発生部(ロ)自動車エンジンの排ガスの時間的変動特性を正しくサンプリングし得る周期の第2のクランクパルスを発生する第2のクランクパルス発生部(ハ)前記第1のクランクパルスと前記第2のクランクパルスとを入力とし、前記第1及び第2のクランクパルスの同期を確保した状態で前記第2のクランクパルスに基づいて前記排ガスの流量測定における超音波の送信タイミングを決定する送信トリガパルスを発生する送信トリガパルス発生部(ニ)前記送信トリガパルスを受けて流速測定により自動車エンジンの排ガスの時間的変動特性を把握したうえ、この時間的変動特性に基づいて流量測定における測定タイミングを常時略同一の時間位置に設定可能として前記排ガスの流量算定を行う超音波流量計
IPC (3件):
G01F 1/66 101 ,  F02D 9/04 ,  F02D 45/00 366
FI (3件):
G01F 1/66 101 ,  F02D 9/04 Z ,  F02D 45/00 366 Z
Fターム (10件):
2F035DA14 ,  2F035DA23 ,  3G065CA00 ,  3G065GA00 ,  3G065GA06 ,  3G084BA00 ,  3G084BA18 ,  3G084DA00 ,  3G084FA19 ,  3G084FA38
引用特許:
審査官引用 (9件)
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