特許
J-GLOBAL ID:200903027177810380

包囲型エンジンの騒音低減装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北谷 寿一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-142810
公開番号(公開出願番号):特開平8-338224
出願日: 1995年06月09日
公開日(公表日): 1996年12月24日
要約:
【要約】【目的】 包囲型エンジン内の状況変化に対応して精度、追従性の良いアクティブノイズコントロール(ANC)を行う。【構成】 包囲型エンジン内の換気ファンの回転数、通風部の温度をパラメータとして、最適な、補償フィルタB係数値,補償フィルタC係数値,適応フィルタW係数値を予め実験により求めておき、メモリ31に記憶しておく。そして、温度センサ32、回転数センサ33によって検出された現在の温度、回転数に基づいて、CPU30が対応するフィルタ係数値をANC処理部37に転送し、ANC処理部37が転送された各フィルタ係数値を初期値としてANC制御により包囲型エンジンのダクト口の騒音を低減する。
請求項(抜粋):
防音壁(2,5)(2,53,54)でエンジン(3)を包囲し、防音壁(2,5,)(2,53,54)の所定位置に外気取り入れ口(24)と最終排出口(13a)(55)とを設け、外気取り入れ口(24)から外気を取り入れて、最終排出口(13a)(55)から換気風を排気する通風部(21)を設け、通風部(21)内においてエンジン(3)より最終排出口(13a)(55)側にエンジン(3)の熱気を吸い出す吸い出しファン(11)を設け、通風部所定位置にエンジン音およびファン風切り音を含む騒音を検出する参照騒音検出手段(22)を設け、通風部(21)の最終排出口(13a)(55)近くに残留騒音検出手段(19)を設け、参照騒音検出手段(22)が配設された通風部(21)位置より下流側で、残留騒音検出手段(19)が配設された通風部(21)位置より上流側の所定位置に相殺音発生手段(16)を設け、通風部(21)内の温度を検出する温度センサ(32)と吸い出しファン(11)の回転数を検出するファン回転数センサ(33)とを設け、少なくとも相殺音発生手段(16)と残留騒音検出手段(19)の間の電気音響特性を含む通風部(21)の電気音響特性を通風部(21)内の温度、ファン回転数をパラメータとして予め求め、格納した記憶手段(31)を設け、消音処理動作において、検出された温度、ファン回転数に基づいて、記憶手段(31)に格納された通風部(21)の電気音響特性を選択し、その選択された電気音響特性、参照騒音検出手段(22)から検出された参照騒音信号、および残留騒音信号検出手段(19)から検出された残留騒音信号とに基づいて、最終排出口(13a)(55)における騒音を低減するように相殺音を発生させるように相殺音発生手段(16)を駆動するANC制御手段(37)を設けたことを特徴とする、包囲型エンジンの騒音低減装置。
IPC (5件):
F01N 1/00 ,  F01P 5/06 511 ,  F02B 77/13 ,  G10K 11/178 ,  G10K 11/16
FI (6件):
F01N 1/00 A ,  F01P 5/06 511 N ,  F02B 77/13 L ,  G10K 11/16 H ,  G10K 11/16 B ,  G10K 11/16 G
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 能動型消音装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-153675   出願人:三洋電機株式会社
審査官引用 (1件)
  • 能動型消音装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-153675   出願人:三洋電機株式会社

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