特許
J-GLOBAL ID:200903027237062389
増加した標的特異的T▲下M▼を持つ修飾オリゴヌクレオチドを用いた核酸配列の検出および増幅のための方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
社本 一夫 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-506265
公開番号(公開出願番号):特表2000-514307
出願日: 1997年07月15日
公開日(公表日): 2000年10月31日
要約:
【要約】本発明は、相補的なヌクレオチド塩基配列を有する標的核酸へのオリゴヌクレオチドの結合親和性を増加させる、1つまたはそれ以上の修飾ヌクレオチドを含むオリゴヌクレオチドに関する。これらの修飾ヌクレオチドは、同一のヌクレオチド塩基配列を有する未修飾オリゴヌクレオチドより早い速度で標的配列にハイブリダイズする。こうした修飾オリゴヌクレオチドは、窒素性塩基に結合する2'-O-メチルリボフラノシル部分を少なくとも1つ含むオリゴヌクレオチドを含む。オリゴヌクレオチドは、本発明の通りに、優先的にRNA標的に結合するよう修飾してもよい。本発明はまた、これら修飾オリゴヌクレオチドを用いる方法、および当該オリゴヌクレオチドを含むキットに関する。
請求項(抜粋):
少なくとも一つの核酸被検体の存在または量を検出する場合に用いるための診断用ハイブリダイゼーション検定において第一核酸と第二核酸との間のハイブリッド形成速度を増加させる方法であって、ここにおいて、該第一核酸の第一ヌクレオチド塩基配列部分は、選択的ハイブリッド形成条件下において該第二核酸の第一ヌクレオチド塩基配列部分に対して安定してハイブリッド形成することができ、 (a)該ヌクレオチド部分の少なくとも一つを、1個またはそれ以上の修飾ヌクレオチドを含むように合成して、 (i)該第一核酸と第二核酸との間のハイブリッド形成結合親和性は、該条件下において、修飾されていない形の該第一核酸と第二核酸との間のハイブリッド形成結合親和性より大きく、しかも (ii)該第一核酸と第二核酸との間のハイブリッド形成速度は、該条件下において、修飾されていない形の該第一核酸と第二核酸との間のハイブリッド形成速度より大きいようにし;そして (b)工程(a)の該第一核酸および第二核酸を、該ヌクレオチド部分が安定してハイブリッド形成できるような該条件下において接触させる工程を含む上記方法。
IPC (2件):
C12N 15/09 ZNA
, C12Q 1/68
FI (2件):
C12N 15/00 ZNA A
, C12Q 1/68 A
引用特許:
引用文献:
審査官引用 (1件)
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Nucleid.Acid.Res., 1995, Vol.23,No.11, p.2019-2024
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