特許

J-GLOBAL ID：200903027257120563

脂環式アルコール類の製造方法及び分離方法

発明者： 近森 正博 ,  野口 卓也 ,  片岡 健
出願人/特許権者： ダイセル化学工業株式会社
代理人 (1件)： 後藤 幸久
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-314455
公開番号（公開出願番号）：特開2001-131105
出願日： 1999年11月04日
公開日（公表日）： 2001年05月15日
要約：

【要約】【課題】 少なくとも脂環式モノオール類と脂環式ジオール類とを含む混合物から、該モノオール類及び/又はジオール類を効率よく分離する。【解決手段】 脂環式アルコール類の分離方法は、少なくとも脂環式モノオール類と脂環式ジオール類とを含む混合物から該モノオール類とジオール類とを分離する方法であって、(b)前記混合物を、少なくとも水を含む水性溶媒を用いた晶析操作に付し、脂環式モノオール類を晶析させる脂環式モノオール類晶析工程と、(c)前記脂環式モノオール類を回収した残液に炭素数3以上のアルコールと脂肪族炭化水素との混合溶媒を加えて抽出し、脂環式ジオール類を有機溶媒層に分配する抽出工程とを含む。さらに、(d)脂環式モノオール類晶析工程(b)で得られた結晶をアルカリ水溶液で洗浄する脂環式モノオール類洗浄工程を含んでいてもよい。

請求項（抜粋）：

少なくとも脂環式モノオール類と脂環式ジオール類とを含む混合物から該モノオール類とジオール類とを分離する方法であって、(b)前記混合物を、少なくとも水を含む水性溶媒を用いた晶析操作に付し、脂環式モノオール類を晶析させる脂環式モノオール類晶析工程と、(c)前記脂環式モノオール類を回収した残液に炭素数3以上のアルコールと脂肪族炭化水素との混合溶媒を加えて抽出し、脂環式ジオール類を有機溶媒層に分配する抽出工程とを含む脂環式アルコール類の分離方法。

IPC (7件)：

C07C 29/78 ,  C07C 29/50 ,  C07C 29/86 ,  C07C 35/37 ,  C07C 45/29 ,  C07C 49/453 ,  C07B 61/00 300

FI (7件)：

C07C 29/78 ,  C07C 29/50 ,  C07C 29/86 ,  C07C 35/37 ,  C07C 45/29 ,  C07C 49/453 ,  C07B 61/00 300

Fターム (23件)：

4H006AA02 ,  4H006AC41 ,  4H006AC44 ,  4H006AD15 ,  4H006AD16 ,  4H006BA51 ,  4H006BA66 ,  4H006BB11 ,  4H006BB14 ,  4H006BB31 ,  4H006BB47 ,  4H006BD41 ,  4H006BD52 ,  4H006BD60 ,  4H006BE10 ,  4H006BE11 ,  4H006BE12 ,  4H006BE13 ,  4H006BE30 ,  4H006FC36 ,  4H006FE12 ,  4H039CA60 ,  4H039CC30

引用特許：

審査官引用 (5件)

• アダマンタノール類の分離方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平9-317996   出願人：ダイセル化学工業株式会社
• 特開昭63-033350
  
• 酸化反応生成物と酸化触媒との分離方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平9-216506   出願人：ダイセル化学工業株式会社
• アダマンタノンの製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平9-358867   出願人：株式会社トクヤマ
• 特開昭63-033350
  

引用文献：

審査官引用 (2件)

• 第4版 実験化学講座1 基本操作I, 19901105, 第165-169頁
• 第4版 実験化学講座1 基本操作I, 19901105, 第165-169頁