特許
J-GLOBAL ID:200903027258177283

トルク検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 勇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-242960
公開番号(公開出願番号):特開2001-066200
出願日: 1999年08月30日
公開日(公表日): 2001年03月16日
要約:
【要約】【課題】 信号処理回路から出力される異常信号を的確に捕捉し、EPSコントローラの制御動作に対する中断制御を滑らかに実施する。【解決手段】 センサ回路信号Saをフィルタ17,19を介して測定用信号Scとして取り出し、信号監視回路部22で発振状態の有無を確認する。発振が生じている場合には、制御回路部23によってトルク検出信号Stの出力値を徐々に中点電位に向けて減衰させ、最終的に、ハイレベル又はローレベルの異常発生信号をEPSコントローラに向けて出力することにより、EPSコントローラ側のパワーアシスト制御を停止させる。トルク付勢が徐々に減少するため、ステアリング操作に違和感を生じることなくEPSコントローラの制御動作を中断させることができる。
請求項(抜粋):
回転軸に装備され当該回転軸に加わるトルクに対応して所定の電気信号を出力するトルクセンサと、このトルクセンサから出力される所定の電気信号をセンサ回路信号として出力するセンサ回路と、このセンサ回路の出力を信号処理しトルク検出信号として出力する信号処理回路とを備えたトルク検出装置において、前記信号処理回路に、前記センサ回路信号に基づいて作動し前記センサ回路からの信号出力の異常動作発生の有無を監視する異常状態監視回路を併設すると共に、この異常状態監視回路を、予め特定した所定の基準に従って前記センサ回路信号の発振現象等の有無を監視する信号監視回路部と、この信号監視回路部によって前記センサ回路信号の発振現象等が検知された場合に作動し当該トルク検出信号の出力値を所定の値に強制的に収束させる制御回路部と、この制御回路部に付勢されて作動しハイレベル又はローレベルの異常発生信号をEPSコントローラ等に向けて出力する異常信号出力回路部とにより構成したことを特徴とするトルク検出装置。
IPC (2件):
G01L 3/10 ,  B62D 5/04
FI (2件):
G01L 3/10 A ,  B62D 5/04
Fターム (6件):
3D033CA03 ,  3D033CA11 ,  3D033CA16 ,  3D033CA21 ,  3D033CA31 ,  3D033CA32
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • トルク検出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-323198   出願人:トヨタ自動車株式会社, 株式会社豊田中央研究所

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