特許
J-GLOBAL ID:200903027287040238

伸線強化高強度鋼線用線材およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 穂上 照忠 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-111315
公開番号(公開出願番号):特開平6-322480
出願日: 1993年05月13日
公開日(公表日): 1994年11月22日
要約:
【要約】【目的】伸線強化高強度鋼線用線材とその製造方法を提供する。【構成】(1) C: 0.6〜1.1 %、Si: 0.2〜0.6 %、Mn: 0.3〜0.8 %を含み、不純物としてPは 0.010%以下、Sは 0.010%以下、O(酸素)は 0.003%以下およびNは 0.004%以下であり、パーライトブロックサイズが 4.0μm 以下、パーライトラメラ間隔が 0.1μm 以下、遊離フェライト量が体積率で1%以下である伸線強化高強度鋼線用線材。(2) 上記(1) 記載の成分を含む鋼線材を、Ac3点またはAcm点以上のオーステナイト域に加熱後、 850°C〜750 °Cの温度域で塑性加工を開始し、総加工減面率20%以上の加工を加え、Ae1点未満 650°C以上の温度域で仕上げ、次いで650 °C未満 550°C以上の温度域に連続冷却してパーライト変態させる上記(1) 記載の線材の製造方法。【効果】本発明の線材は強度が130kgf/mm2以上である。これを素線として所定の条件で伸線加工すれば、 410〜450kgf/mm2の強度とともに、絞り値が40〜50%、捻回値が30回以上の高い延性を有する製品線材が得られる。
請求項(抜粋):
重量%で、C: 0.6〜1.1 %、Si: 0.2〜0.6 %およびMn: 0.3〜0.8 %を含有し、不純物としてPは 0.010%以下、Sは 0.010%以下、O(酸素)は 0.003%以下およびNは 0.004%以下であり、パーライトブロックサイズが 4.0μm 以下、パーライトラメラ間隔が 0.1μm 以下、および遊離フェライト量が体積率で1%以下であることを特徴とする伸線強化高強度鋼線用線材。
IPC (3件):
C22C 38/00 301 ,  C21D 8/06 ,  C22C 38/04
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開平4-346618
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-346618

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