特許
J-GLOBAL ID:200903027303418882

プラズマイオン源質量分析装置を用いた同位体比分析方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須田 正義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-019155
公開番号(公開出願番号):特開2006-208125
出願日: 2005年01月27日
公開日(公表日): 2006年08月10日
要約:
【課題】迅速かつ簡便に同位体比を測定することが可能な四重極型プラズマイオン源質量分析装置を用いた同位体比分析方法を提供する。【解決手段】被測定元素と内部標準元素について空試験実測カウントを測定し、同位体比が既知の標準試料に内部標準元素を加えた標準試料液について標準試料実測カウントを測定し、被測定元素の空試験実測カウントについて空試験補正カウントを算出し、空試験補正カウントを用いて標準試料補正カウントを算出し、標準試料補正カウントを用いてマスバイアス係数を算出する。同位体比が未知の被測定試料に内部標準元素を加えた被測定試料液について被測定試料実測カウントを測定し、被測定元素の被測定試料実測カウントから被測定試料第1及び第2補正カウントを算出し、被測定試料第2補正カウントとマスバイアス係数から被測定試料の真のカウントを算出し、被測定試料の同位体比を導き出す。【選択図】なし
請求項(抜粋):
四重極型プラズマイオン源質量分析装置を用いた同位体比分析方法であって、 (a) 同位体比を測定する被測定元素並びに前記被測定元素とは異なる元素であって前記被測定元素の指標となる内部標準元素の双方について被測定元素並びに内部標準元素の空試験実測カウントを測定する工程と、 (b) 同位体比が既知の被測定元素の標準試料に所定量の内部標準元素を加えた標準試料液について被測定元素並びに内部標準元素の標準試料実測カウントを測定する工程と、 (c) 前記(a)工程で測定した内部標準元素の空試験実測カウントの前記(b)工程で測定した内部標準元素の標準試料実測カウントに対する割合を考慮して前記(a)工程で測定した被測定元素の空試験実測カウントについて空試験補正カウントを算出する工程と、 (d) 前記(c)工程で算出した被測定元素の空試験補正カウントを用いて前記(b)工程で測定した被測定元素の標準試料実測カウントについて標準試料補正カウントを算出する工程と、 (e) 前記(d)工程で算出した標準試料補正カウントを用いてマスバイアス係数を算出する工程と、 (f) 同位体比が未知の被測定元素を含む被測定試料に所定量の内部標準元素を加えた被測定試料液について被測定元素並びに内部標準元素の被測定試料実測カウントを測定する工程と、 (g) 前記(f)工程で測定した内部標準元素の被測定試料実測カウントの前記(b)工程で測定した内部標準元素の標準試料実測カウントに対する割合を考慮して前記(f)工程で測定した被測定元素の被測定試料実測カウントについて被測定試料第1補正カウントを算出する工程と、 (h) 前記(g)工程で算出した被測定元素の被測定試料第1補正カウントについて前記(c)工程で算出した被測定元素の空試験補正カウントを考慮した被測定試料第2補正カウントを算出する工程と、 (i) 前記(h)工程で算出した被測定試料第2補正カウントと前記(e)工程で算出したマスバイアス係数とを乗算して被測定試料の真のカウントを算出する工程と、 (j) 前記(i)工程で算出した被測定試料の真のカウントから被測定試料の同位体比を算出する工程と を含むことを特徴とするプラズマイオン源質量分析装置を用いた同位体比分析方法。
IPC (1件):
G01N 27/62
FI (2件):
G01N27/62 V ,  G01N27/62 L
引用特許:
出願人引用 (2件)

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