特許

J-GLOBAL ID：200903027308671870

セラミックス多孔体およびその製造方法

発明者： 中村 哲男 ,  高橋 孝誠 ,  長澤 長八郎 ,  梅原 博行 ,  品川 俊一 ,  伊藤 滿子 ,  伊藤 寛文
出願人/特許権者： 独立行政法人産業技術総合研究所 ,  熊本県 ,  伊藤 滿子
代理人 (1件)： 加藤 久
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2001-353549
公開番号（公開出願番号）：特開2003-146774
出願日： 2001年11月19日
公開日（公表日）： 2003年05月21日
要約：

【要約】【課題】 有機物含有廃棄物と粘土の混合物を主材料として路面舗装材や護岸壁構築材などにも利用可能な高い強度を持たせたセラミックス多孔体を製造すること、および、セラミックス多孔体の内部により多くの微細孔を生成させて微生物の担体および悪臭物質や色素の吸着体としての特性を向上させる。【解決手段】 有機物含有廃棄物Aと粘土Bと鉄化合物Cの混合物Dを、還元性雰囲気または不活性雰囲気のもとで焼成すると、有機物含有廃棄物A中の有機物は乾溜化して固形炭素分aとなり、粘土Bは焼結してセラミックス本体bとなり、鉄化合物Cは加熱により化合物が除去されて反応性の高い鉄cとなり、焼成品E、Fは多孔質体となる。鉄化合物Cは焼成により内部にマイクロポアーを有する鉄cとなるので、焼成品Eは悪臭物質や色素を吸着させる吸着特性の優れたセラミックス多孔体となる。

請求項（抜粋）：

有機物含有廃棄物と粘土と鉄化合物とを含む混合物を成形し焼成してなるセラミックス多孔体。

IPC (5件)：

C04B 38/06 ,  B01J 20/12 ,  B01J 20/30 ,  C02F 3/10 ,  C04B 38/02

FI (5件)：

C04B 38/06 C ,  B01J 20/12 C ,  B01J 20/30 ,  C02F 3/10 Z ,  C04B 38/02 K

Fターム (20件)：

4D003EA24 ,  4D003EA38 ,  4G019JA01 ,  4G019JA05 ,  4G019KA01 ,  4G019KA02 ,  4G066AA27A ,  4G066AA61B ,  4G066AA63A ,  4G066AC07D ,  4G066BA23 ,  4G066BA36 ,  4G066CA02 ,  4G066CA10 ,  4G066DA03 ,  4G066DA08 ,  4G066FA03 ,  4G066FA17 ,  4G066FA22 ,  4G066FA25

引用特許：

審査官引用 (1件)

• 多孔性焼成体の製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平10-326267   出願人：石橋昇