特許
J-GLOBAL ID:200903027340511272

ビデオ信号の階調補正回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-133096
公開番号(公開出願番号):特開平6-350875
出願日: 1993年06月03日
公開日(公表日): 1994年12月22日
要約:
【要約】【目的】 回路規模の小さなガンマ判別部を持ち、動画像信号の入力に対しては、入力画像のノイズに対する補正画像の明るさが安定で、しかも入力画像の急激な変化に対するゲインの応答が速い階調補正回路を構成する。【構成】 階調補正曲線のパラメータを決定するガンマ判別部2を2つの量子化メモリ14,15および判別メモリ16で構成する。2つの量子化メモリ14,15が、入力画像の中輝度の画素数と低輝度の画素数との差(M-L)および高輝度の画素数(H)を量子化し、判別メモリ16が、それらの量子化値をビット結合した値に対する階調補正曲線のパラメータ(Γ)を出力する。このように量子化手段と判別手段との縦続接続の構成によって、量子化手段を用いずに判別手段のみで構成した場合に比べると、ガンマ判別部2の回路規模を大幅に削減することができる。
請求項(抜粋):
入力画像の1フィールドまたは1フレームの信号に基づいた特徴量を出力する特徴抽出手段と、前記特徴抽出手段が出力する特徴量に基づいて階調補正曲線のパラメータ(Γ)を出力するガンマ判別手段と、前記ガンマ判別手段が出力するパラメータ(Γ)と入力画像の各画素の輝度に基づいて各画素の輝度に対するゲイン(G)を出力するゲイン算出手段と、前記ゲイン算出手段が出力するゲイン(G)を入力画像信号に掛けるゲインアップ手段とを備えた階調補正回路であって、前記ガンマ判別手段が、前記特徴抽出手段の出力する特徴量を量子化する手段と、前記量子化によって得られた値に基づいて階調補正曲線のパラメータ(Γ)を出力する手段とによって構成されることを特徴とするビデオ信号の階調補正回路。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭55-140372
  • 特開平2-206282
  • 特開平2-170779
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