特許
J-GLOBAL ID:200903027346423782

トルクセンサの異常検出装置および異常検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡邊 隆文 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-325422
公開番号(公開出願番号):特開平6-174569
出願日: 1992年12月04日
公開日(公表日): 1994年06月24日
要約:
【要約】【構成】トルクセンサ31が備える発振回路43には基準電圧発生回路39が発生する基準電圧V1,V2が切り換えられて与えられ、これにより、その発振振幅が2種類に変化する。この発振振幅とトルク検出用コイルL1のインピーダンスとに応じたトルク信号STが、信号処理回路45から制御回路36に与えられる。トルク検出用コイルL1のインピーダンスは、ステアリングホイールに加えられたトルクに対応する。メモリ48には、基準電圧V1,V2に対応してトルク信号STとトルクとの関係を表す計算式が記憶されている。制御回路36は、切換え器40を高速に切換え、この切換えの前後のトルク信号STとメモリ48に記憶された計算式とに基づいて得られる2つのトルクの値がほぼ等しいかどうかを調べる。2つのトルクの値に大きな差があれば、異常と判定される。【効果】簡単な構成で、トルクセンサ31の異常を確実に検出できる。
請求項(抜粋):
所定の基準電圧に基づいて動作し、所定の検出対象に作用したトルクおよび上記基準電圧に対応したトルク信号を出力するトルクセンサの異常を検出する装置であって、複数種類の電圧を切り換えて発生することができ、発生した電圧を上記基準電圧として上記トルクセンサに与える基準電圧発生手段と、上記基準電圧発生手段を制御して複数種類の電圧を所定の順序で切り換えて発生させることにより、上記トルクセンサに与えられる基準電圧を切り換える基準電圧切換え制御手段と、この基準電圧切換え制御手段が上記基準電圧を切り換えたときに、上記トルクセンサが出力するトルク信号の変化を監視し、トルク信号が上記基準電圧の切換えに対応した変化を示さないときに、上記トルクセンサに異常が生じているものと判定する判定手段とを含むことを特徴とするトルクセンサの異常検出装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-262029
  • トルク検出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-323198   出願人:トヨタ自動車株式会社, 株式会社豊田中央研究所

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