特許
J-GLOBAL ID:200903027356407882

強化された安全確保機能がある貨幣単位体受入機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野河 信太郎
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-500191
公開番号(公開出願番号):特表2006-516343
出願日: 2004年01月09日
公開日(公表日): 2006年06月29日
要約:
硬貨あるいは紙幣のような貨幣単位体のための受入機によって、貨幣単位体の感知ずみ特性に左右される貨幣単位体パラメータ信号(x1)が作られる。記憶部(12)によって、特定の金種の貨幣単位体に関するパラメータ信号の値の標準受入範囲に対応するウィンドウデータ(NAW)と、制限的受入ウィンドウ(RAW)とがもたらされる。プロセッサ(11)によって、パラメータ信号(x1)の出現値が不正貨幣単位体を表示する時が決定され、次いで、その後の感知ずみ貨幣単位体について、パラメータ信号(x1)の値が制限的受入範囲(RAW)と比較される。このRAWの範囲は、硬貨あるいは紙幣のような貨幣単位体のための受入機がその貨幣単位体の感知ずみ特性に依存して貨幣単位体パラメータ信号(x1)を作るまで、使用される。記憶部(12)によって、特定の金種の貨幣単位体に関するパラメータ信号の値の標準受入範囲に対応するウィンドウデータ(NAW)と、制限的受入ウィンドウ(RAW)とがもたらされる。プロセッサ(11)によって、パラメータ信号(x1)の出現値が不正貨幣単位体を表示する時が決定され、次いで、その後の感知ずみ貨幣単位体について、パラメータ信号(x1)の値が制限的受入範囲(RAW)と比較される。このRAWの範囲は、n枚の連続状真正硬貨が挿入されるまで、あるいは時間tが経過するまで、使用される。不正な試みの後に、nの値およびtの値は、詐欺師がn枚の真正硬貨を挿入したり時間tの経過を待ったりすることができないように、また、別の不正硬貨挿入を試みることができないように、増大される。さらに、集束拒絶ウィンドウ(FRW)によって、怪しげに近いパラメータ信号が含まれていて偽造組の一部を形成するかもしれない硬貨が拒絶される。
請求項(抜粋):
貨幣単位体の感知ずみ特性の関数としての貨幣単位体パラメータ信号を作るための信号源と、特定金種の貨幣単位体に関する前記パラメータ信号の値の標準受入範囲に対応しているデータをもたらすための記憶部であって、前記範囲は、パラメータ信号の値が前記特定金種の感知ずみ貨幣単位体の出現の相対的に高い確率と相対的に低い確率とに対応する相対的に高い受入確率領域と相対的に低い受入確率領域とからなる記憶部と、第1貨幣単位体に対応しているパラメータ信号の出現値が所定値関係を採択する時を決定し、それに応じて、第2貨幣単位体に対応しているパラメータ信号の次の出現値を、標準受入範囲に照らして制限的受入範囲に対応しているデータと比較し、さらに、パラメータ信号の第2の出現値が前記制限的受入範囲の内部に納まるときに第2貨幣単位体の受入性に対応している出力値をもたらすように作動可能なプロセッサ構成体とを備えてなり、前記プロセッサは、パラメータ信号の次の出現値を前記制限的受入範囲と比較し、それらの第1数が受入可能な貨幣単位体に対応しているときには標準受入範囲へ戻るように作動可能なものであり、 ここで、そのプロセッサは、標準受入範囲へ戻った後に、かつ、前記所定値関係を採択する次の貨幣単位体パラメータ信号に応じて、パラメータ信号の次の出現値を前記制限的受入範囲と比較し、かつ、それらの第2数が受入可能な貨幣単位体に対応しているときには標準受入範囲へ戻るように作動可能なものであり、前記第2数は前記第1数と異なっている貨幣単位体受入機。
IPC (2件):
G07D 7/00 ,  G07D 5/08
FI (2件):
G07D7/00 J ,  G07D5/08 103
Fターム (5件):
3E002CA03 ,  3E002CA04 ,  3E002DA04 ,  3E041CB09 ,  3E041DB01
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 貨幣類受入器
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2000-598983   出願人:コインコントロールズリミテッド

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