特許
J-GLOBAL ID:200903027369671783

希土類磁石用合金薄帯、合金微粉末及びそれらの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 亮一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-022902
公開番号(公開出願番号):特開2000-219943
出願日: 1999年01月29日
公開日(公表日): 2000年08月08日
要約:
【要約】【課題】 低い温度で焼結体を高密度化することを可能とする希土類永久磁石を製造するのに適した原料と、その原料の調製方法を提供する。【解決手段】 R-T-B系希土類永久磁石原料用の合金溶湯をロール急冷法で急冷して、薄帯の厚さが30〜1000μmであり、冷却面近傍に体積率で1〜30%の粒径3μm以下のチル晶を有し、残部は、粒径3〜50μmの粒状結晶、及び短軸が3〜100μm、長軸が20〜600μmの柱状結晶、平均粒径3μ以下のα-Feの析出している部分からなるものとする。また、前記永久磁石原料用合金薄帯を粗粉砕し、その粗粉砕粉末を更に微粉砕して得られる微粉末であって、粒径3μm以下の微粉末が1〜30%含まれ、残部の粒径が実質的に3〜10μmであるものとする。粗粉砕する方法が、永久磁石原料用合金薄帯に水素を吸蔵させた後脱水素化を行う方法であり、かつ、微粉砕がジェットミルにより行われることであることが好ましい。
請求項(抜粋):
合金溶湯をロール急冷法で急冷して得られる実質的にR2 T14B(Rは希土類元素、Tは遷移金属を表す)からなる薄帯であって、薄帯の厚さが30〜1000μmであり、冷却面近傍に体積率で1〜30%の粒径3μm以下のチル晶を有し、かつ、平均粒径3μm以下のα-Feの析出している部分が体積率で1〜10%あり、残部は、粒径3〜50μmの粒状結晶、及び短軸が3〜100μm、長軸が20〜600μmの柱状結晶からなることを特徴とする永久磁石原料用合金薄帯。
IPC (4件):
C22C 38/00 303 ,  B22D 11/06 360 ,  B22F 9/04 ,  H01F 1/06
FI (5件):
C22C 38/00 303 D ,  B22D 11/06 360 B ,  B22F 9/04 C ,  B22F 9/04 E ,  H01F 1/06 A
Fターム (18件):
4E004DB02 ,  4E004TA02 ,  4E004TA03 ,  4K017AA04 ,  4K017BA06 ,  4K017BB06 ,  4K017BB12 ,  4K017CA07 ,  4K017DA04 ,  4K017EA03 ,  4K017EA08 ,  4K017EC02 ,  5E040AA04 ,  5E040BD01 ,  5E040CA01 ,  5E040HB17 ,  5E040NN06 ,  5E040NN17
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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