特許

J-GLOBAL ID：200903027370908436

親水性・防曇防汚性薄膜及びその製造方法

発明者： 一柳 昌幸 ,  酒井 武信 ,  高井 典之 ,  ▲吉▼田 浩 ,  福井 紀江 ,  真田 恭宏 ,  米田 貴重
出願人/特許権者： トヨタ自動車株式会社 ,  株式会社東海理化電機製作所 ,  旭硝子株式会社
代理人 (1件)： 大川 宏
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2002-159616
公開番号（公開出願番号）：特開2004-002104
出願日： 2002年05月31日
公開日（公表日）： 2004年01月08日
要約：

【課題】本発明の課題は、高硬度で透明性に優れ、かつ長期にわたり親水性、防曇防汚性、セルフクリーニング性を有する金属酸化物薄膜及びその製造方法と、この親水性金属酸化物薄膜を有する親水性ミラーを提供することである。【解決手段】本発明は、基材表面に一体的に形成された金属酸化物薄膜の表面形状が、原子間力顕微鏡で測定した算術平均粗さRaが4〜8nm、最大粗さ(最大凹凸差)Rzが40〜70nm、十点平均粗さRzJISが20〜60nmであり、かつ凹凸のピッチが10〜300nmであることを特徴とする。本発明の金属酸化物薄膜の製造方法は、金属酸化物と超微粒子とを溶媒中に添加して混合する原料液調製工程と、この原料液を基材表面に塗布して成膜する成膜工程と、乾燥した薄膜を基材上に焼成する焼成工程と、からなることを特徴とする。【選択図】図1

請求項（抜粋）：

基材表面に一体的に形成された金属酸化物薄膜であって、 該金属酸化物薄膜の表面形状が、原子間力顕微鏡で測定した算術平均粗さRaが4〜8nm、最大粗さ(最大凹凸差)Rzが40〜70nm、十点平均粗さRzJISが20〜60nmであり、かつ凹凸のピッチが10〜300nmであることを特徴とする親水性・防曇防汚性薄膜。

IPC (3件)：

C03C17/25 ,  B60S1/02 ,  B60S1/60

FI (3件)：

C03C17/25 A ,  B60S1/02 A ,  B60S1/60 E

Fターム (12件)：

3D025AA02 ,  3D025AC20 ,  3D025AD01 ,  3D025AD13 ,  4G059AA01 ,  4G059AA11 ,  4G059AC21 ,  4G059EA01 ,  4G059EA04 ,  4G059EA05 ,  4G059EA18 ,  4G059EB05

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 防曇物品及びその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平9-336075   出願人：日本板硝子株式会社
• 防曇防汚ガラス物品
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平9-340904   出願人：日本板硝子テクノリサーチ株式会社, 日本板硝子株式会社
• 反射防止ガラス板、その製造方法および反射防止膜用被覆組成物
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平10-345273   出願人：日本板硝子株式会社
• 低反射ガラスおよびその製法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-303711   出願人：セントラル硝子株式会社