特許
J-GLOBAL ID:200903027391064777
車輪用軸受装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
越川 隆夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-291500
公開番号(公開出願番号):特開2007-100844
出願日: 2005年10月04日
公開日(公表日): 2007年04月19日
要約:
【課題】 シールの回転トルクの増大を抑制し高い密封性を確保すると共に、軸受の耐久性向上を図った車輪用軸受装置を提供する。【解決手段】 シール9が、断面が略L字状に形成され互いに対向配置されたスリンガ11とシール板12からなり、スリンガ11が、内輪3に圧入される円筒部11aと、これから外径側に延びる立板部11bと、この先端に30〜45°の範囲に縁曲げされた傾斜部11cを備え、シール板12が、外方部材10に内嵌される芯金13と、これに加硫接着されたシール部材14からなり、このシール部材14が外径側に傾斜して形成されスリンガ11に摺接する第1および第2のサイドリップ14a、14bと、傾斜部11cの外側面に摺接するラジアルリップ14dと、芯金13の内縁に固着された円筒状の内端部14cを備え、これを円筒部11aに対峙させラビリンスシール15が構成されている。【選択図】図2
請求項(抜粋):
内周に複列の外側転走面が形成された外方部材と、
一端部に車輪を取り付けるための車輪取付フランジを一体に有し、外周にこの車輪取付フランジから軸方向に延びる小径段部が形成されたハブ輪、およびこのハブ輪の小径段部に圧入された少なくとも一つの内輪からなり、外周に前記複列の外側転走面に対向する複列の内側転走面が形成された内方部材と、
この内方部材と前記外方部材の両転走面間に保持器を介して転動自在に収容された複列の転動体と、
前記外方部材と内方部材との間に形成される環状空間の開口部に装着されたシールとを備えた車輪用軸受装置において、
前記シールのうち少なくともインナー側のシールが、断面が略L字状に形成されて互いに対向配置されたスリンガと環状のシール板とからなり、前記スリンガが、前記内方部材に外嵌された円筒部と、この円筒部から径方向外方に延びる立板部と、この立板部の先端に内側に所定の角度縁曲げされた傾斜部とを備えると共に、
前記シール板が、前記外方部材に内嵌された芯金と、この芯金に一体に加硫接着されたシール部材とからなり、このシール部材が外径側に傾斜して形成され、先端が前記スリンガに所定のシメシロをもって摺接する第1および第2のサイドリップと、前記傾斜部の外側面に摺接するラジアルリップと、前記芯金の内縁にまで回り込んで固着された円筒状の内端部とを備え、この内端部を前記スリンガの円筒部に僅かな径方向すきまを介して対峙させ、ラビリンスシールが構成されていることを特徴とする車輪用軸受装置。
IPC (3件):
F16C 33/80
, F16C 19/18
, F16C 33/78
FI (3件):
F16C33/80
, F16C19/18
, F16C33/78 D
Fターム (14件):
3J016AA02
, 3J016AA03
, 3J016BB03
, 3J016BB17
, 3J016CA02
, 3J101AA03
, 3J101AA32
, 3J101AA43
, 3J101AA54
, 3J101AA62
, 3J101BA73
, 3J101FA13
, 3J101GA02
, 3J101GA03
引用特許:
出願人引用 (1件)
-
密封装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-129084
出願人:エヌティエヌ株式会社
審査官引用 (3件)
前のページに戻る