特許
J-GLOBAL ID:200903058681592818

組み合わせシールリング付複列円すいころ軸受

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 小山 武男 ,  中井 俊 ,  小山 欽造
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-333999
公開番号(公開出願番号):特開2004-169761
出願日: 2002年11月18日
公開日(公表日): 2004年06月17日
要約:
【課題】搬送中に中間シールリップ18の先端縁が第二円筒部15の外周面から脱落する事を防止して、この中間シールリップ18によるシール性能を良好に保持する。【解決手段】内輪2が外輪1に対し、この外輪1の内側から抜け出る方向に変位した場合に、上記中間シールリップ18の先端縁が上記第二円筒部15の外周面から脱落する前に、保持器8及び各円すいころ3が芯金10と小鍔部6との間で突っ張る様にする。これにより、上記課題を解決できる。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
外輪と、1対の内輪と、複数個の円すいころと、1対の保持器と、1対の組み合わせシールリングとを備え、 このうちの外輪は、全体を略円筒状に造られ、内周面にそれぞれが円すい凹面状で軸方向端部に向かう程内径が大きくなる方向に傾斜した複列の外輪軌道を有するものであり、 上記1対の内輪はそれぞれ、外周面の中間部に円すい凸面状の内輪軌道を、同じくこの内輪軌道の小径側の端部に小鍔部を、同じくこの内輪軌道の大径側の端部に大鍔部を、それぞれ有し、且つ、互いの内輪軌道の小径側端面同士を対向させた状態で、上記外輪の径方向内方にこの外輪と同心に配置しており、 上記各円すいころは、上記各外輪軌道と上記各内輪軌道との間にそれぞれ複数個ずつ、上記各保持器により保持した状態で転動自在に設けており、 上記1対の組み合わせシールリングはそれぞれ、芯金と、スリンガと、シール部材とを備えたものであり、このうちの芯金は、上記外輪の端部に内嵌固定しており、上記スリンガは、上記内輪の大鍔部に外嵌固定した円筒部を有し、上記シール部材は、弾性材により全体を円環状に造られて、上記芯金に固定されると共に、先端側に向かう程上記各円すいころ設置部から離れる方向に傾斜した外向きシールリップを有し、この外向きシールリップの先端縁を上記円筒部の外周面に全周に亙って弾性的に摺接させている、 組み合わせシールリング付複列円すいころ軸受に於いて、 上記各内輪が上記外輪の内側から抜け出る方向に変位した場合に、上記外向きシールリップの先端縁が上記円筒部の外周面から脱落する前に、上記各円すいころ及び上記保持器が上記小鍔部と上記芯金との間で突っ張って、それ以上上記各内輪が上記抜け出る方向に変位しない様にした事を特徴とする組み合わせシールリング付複列円すいころ軸受。
IPC (5件):
F16C19/52 ,  F16C19/38 ,  F16C33/46 ,  F16C33/60 ,  F16C33/78
FI (5件):
F16C19/52 ,  F16C19/38 ,  F16C33/46 ,  F16C33/60 ,  F16C33/78 C
Fターム (22件):
3J016AA04 ,  3J016BB03 ,  3J016BB05 ,  3J016CA01 ,  3J101AA16 ,  3J101AA25 ,  3J101AA32 ,  3J101AA43 ,  3J101AA54 ,  3J101AA62 ,  3J101BA34 ,  3J101BA45 ,  3J101BA53 ,  3J101BA57 ,  3J101BA64 ,  3J101BA73 ,  3J101FA04 ,  3J101FA13 ,  3J101FA31 ,  3J101GA03 ,  3J101GA31 ,  3J101GA34
引用特許:
審査官引用 (5件)
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