特許
J-GLOBAL ID:200903027414579362
熱音響装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
久留 徹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-235684
公開番号(公開出願番号):特開2006-052909
出願日: 2004年08月13日
公開日(公表日): 2006年02月23日
要約:
【課題】熱境界層や粘性境界層の厚み、定在波及び進行波の発生時間、音エネルギーの損失低減、スタック内における熱交換の効率性などを考慮して、最も熱交換に効率の良い熱音響装置を提供することを目的とする。 【解決手段】ループ管2の内部に、第一高温側熱交換器4と第一低温側熱交換器5に挟まれた第一のスタック3aと、第二高温側熱交換器6と第二低温側熱交換器7に挟まれた第二のスタック3bとを具備してなり、定在波及び進行波を発生させることによって前記第二低温側熱交換器7を冷却する熱音響装置1であって、前記第一のスタック3aや第二のスタック3bの導通路30内に形成される熱境界層30αの厚さを大きく、もしくは、粘性境界層30νの厚さを小さくするように、ループ管2の長さL、作動流体の状態、導通路30の半径Rのうち少なくとも一つを設定する。 【選択図】 図2
請求項(抜粋):
ループ管の内部に、第一高温側熱交換器と第一低温側熱交換器に挟まれた第一のスタックと、第二高温側熱交換器と第二低温側熱交換器に挟まれた第二のスタックとを具備してなり、定在波及び進行波を発生させることによって前記第二低温側熱交換器を冷却し、又は/及び、前記第二高温側熱交換器を加熱する熱音響装置であって、
前記第一のスタック、又は/及び、第二のスタックの導通路内に形成される熱境界層の厚さを最も大きく、もしくは、粘性境界層の厚さを最も小さくするように、ループ管の長さ、作動流体の状態、導通路の径のうち少なくとも一つを設定したことを特徴とする熱音響装置。
IPC (1件):
FI (2件):
F25B9/00 Z
, F25B9/00 311
引用特許:
出願人引用 (1件)
審査官引用 (5件)
全件表示
引用文献:
審査官引用 (2件)
-
伝熱工学資料, 19831020, 改訂第3版, 6,7,15
-
伝熱概論, 19770901, 第16版, 第44-47頁
前のページに戻る