特許

J-GLOBAL ID：200903027424089002

触媒構造の設計方法

発明者： 永見 哲夫 ,  宮本 明 ,  久保 百司 ,  高見 誠一
出願人/特許権者： トヨタ自動車株式会社
代理人 (1件)： 石田 敬 (外3名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2002-081471
公開番号（公開出願番号）：特開2003-275603
出願日： 2002年03月22日
公開日（公表日）： 2003年09月30日
要約：

【要約】【課題】 反応分子を含めた触媒系のエネルギーを量子力学計算に基づいて精密計算することで、高い精度でHC浄化用触媒の最適触媒構造を予測する。【解決手段】 主触媒元素Bと他の少なくとも1種の元素Aを含むモデル触媒を決定する手段を用い、前記モデル触媒の最安定構造とその内部エネルギーE(AB)を算出し、CH3遊離基の内部エネルギーE(CH3)を算出し、前記CH3遊離基と前記モデル触媒との吸着構造を決定する手段、及び前記吸着構造の最安定構造とその内部エネルギーを算出する手段、を含む手段を用いて前記CH3遊離基が前記モデル触媒に吸着した全体の系の内部エネルギーE(AB-CH3)を算出し、そしてCH3の吸着エネルギーEa(CH3)をEa(CH3)=E(AB-CH3)-E(AB)-E(CH3)として求め、各種モデル触媒におけるEa(CH3)を比較することによりCH4又はCH3基含有炭化水素の浄化用触媒を設計する。

請求項（抜粋）：

主触媒元素Bと他の少なくとも1種の元素Aを含むモデル触媒を決定する手段を用い、前記モデル触媒の最安定構造とその最安定構造の内部エネルギーE(AB)を算出し、CH3遊離基の内部エネルギーE(CH3)を算出し、前記CH3遊離基と前記モデル触媒との吸着構造を決定する手段、及び前記吸着構造の最安定構造とその最安定構造の内部エネルギーを算出する手段、を含む手段を用いて前記CH3遊離基が前記モデル触媒に吸着した全体の系の内部エネルギーE(AB-CH3)を算出し、そしてCH3の吸着エネルギーEa(CH3)をEa(CH3)=E(AB-CH3)-E(AB)-E(CH3)として求め、各種モデル触媒におけるEa(CH3)を比較することによりCH4又はCH3基含有炭化水素の浄化用触媒を設計することを特徴とする触媒構造の設計方法。

IPC (3件)：

B01J 37/00 ,  B01D 53/94 ,  G06F 17/10

FI (3件)：

B01J 37/00 Z ,  G06F 17/10 Z ,  B01D 53/36 104 Z

Fターム (30件)：

4D048AA18 ,  4D048AB01 ,  4D048BA08X ,  4D048BA19X ,  4D048BA25X ,  4D048BA26X ,  4D048BA27X ,  4D048BA33X ,  4D048BA36X ,  4D048BA38X ,  4D048EA04 ,  4G069AA20 ,  4G069BC29A ,  4G069BC32A ,  4G069BC32B ,  4G069BC43B ,  4G069BC51B ,  4G069BC58B ,  4G069BC59B ,  4G069BC60B ,  4G069BC66B ,  4G069BC68B ,  4G069BC69A ,  4G069BC71B ,  4G069CA07 ,  4G069CA15 ,  5B056BB03 ,  5B056BB51 ,  5B056BB91 ,  5B056HH00