特許
J-GLOBAL ID:200903027437549827

自走型探査及び作業ロボット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田中 貞夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-305176
公開番号(公開出願番号):特開平11-137148
出願日: 1997年11月07日
公開日(公表日): 1999年05月25日
要約:
【要約】【課題】 木造家屋のシロアリ等による被害の防除には、従来、人間が床下に入る手作業は、3K現場で、この問題を解決するのが最大の課題であった。更に、これをロボット作業で置きかえるのも文献上ではあっても実施不能であった。しかし、最近では、実施可能のものが出現したが、依然として有毒な殺虫剤を使用するもので公害問題の解決が課題である。【解決手段】 従来よりも更に精密な作業手段と探査機能を有し、爪を設けたアームを有し、ホストコンピュータと相互通信できる作業ロボットにより、害虫の探査または駆除用餌器の設置、撤去を可能とし、殺虫剤の散布を不要とする方法を、より効果的にする自走型探査及び作業ロボットにより、問題を解決することができたので、ここに提供する。
請求項(抜粋):
左右のクローラをDCギヤードモータで駆動する水平旋回式無限軌道機構と、屋外のホスト側制御モニタ装置と通信する送受信無線回路と自走手段を有する建築物の床下用害虫防除用自走型ロボットであって、該自走手段は走行駆動用モータを有し、該ホスト側制御モニタ装置はモニタテレビとコンピュータとデイスプレイとジョイステイックと送受信無線回路とを装備し、該ロボットは障害物乗り越えのためのリフト機構と、照明装置と、搭載コンピュータと、現状の情景を撮影して、動的な画像をモニタに送信すると共に、画像を処理し認識し、それをディスプレイにも表示するCCDカメラと,極座標型アームとそのロボットハンドを有し、シロアリの在否を探査し、その際に餌器上の粉塵を除去するためのファンを搭載し、餌器を設置、回収し、前記ホスト側制御モニタ装置に送信し、前記餌の状態をホスト側は、餌の減量を自動計測し、餌の影像と減量の割合をデイスプレイに表示すると共に、必要に応じ、ホスト側コンピュータを通し音声により操作者に報告する機能を具備することを特徴とする自走型探査及び作業ロボット。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特許第2594880号
  • 床下害虫駆除用装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-231422   出願人:丸三製薬株式会社
  • 遠隔操作ロボット装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-303408   出願人:松下電工株式会社

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