特許
J-GLOBAL ID:200903027446305477
細胞膜蛋白質の局在部位と機能を同時に検出評価するための細胞処理方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
加藤 久
, 堀田 幹生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-252547
公開番号(公開出願番号):特開2009-082017
出願日: 2007年09月27日
公開日(公表日): 2009年04月23日
要約:
【課題】活性化に伴って細胞内Ca2+濃度上昇を誘発する細胞膜蛋白質の局在部位と機能を同時に検出評価できて、かつ当該細胞膜蛋白質の活性を促進または抑制する物質のスクリーニングも可能となる細胞処理方法を提供する。【解決手段】(1)蛍光性有機化合物または蛍光蛋白質で蛍光標識した細胞内Ca2+濃度上昇を誘発する細胞膜蛋白質A、もしくは蛍光蛋白質で蛍光標識した細胞内Ca2+濃度上昇を誘発する細胞膜蛋白質Aをコードする遺伝子A’を作製する。(2)上述の細胞膜蛋白質Aの活性化に伴って細胞内で濃度上昇するCa2+を検出する蛍光プローブ蛋白質B、もしくはこれをコードする遺伝子B’を作製する。(3)Bに核移行シグナルペプチドを付加したC、またはB’に核移行シグナルペプチドをコードする遺伝子を付加したC’を作製する。(4)A+CまたはA’+C’のいずれかの組合せを同一の細胞に導入または発現させる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
細胞内Ca2+濃度上昇を誘発する細胞膜蛋白質をある色に蛍光標識したものと、
前記細胞膜蛋白質の活性化に伴って細胞内で濃度上昇するCa2+を検出する別の色の蛍光プローブ蛋白質とを細胞に共発現させる場合に、
前記蛍光プローブ蛋白質に核移行シグナルペプチドを付加して前記細胞の核内に封じ込めた状態にすることを特徴とする細胞処理方法。
IPC (3件):
C12Q 1/02
, C12N 15/09
, G01N 21/78
FI (3件):
C12Q1/02
, C12N15/00 A
, G01N21/78 C
Fターム (28件):
2G054AA08
, 2G054BB13
, 2G054CA10
, 2G054CA23
, 2G054CE02
, 2G054EA03
, 2G054EA04
, 2G054GA04
, 2G054GA05
, 2G054GB02
, 4B024AA11
, 4B024CA02
, 4B024DA02
, 4B024EA04
, 4B024GA11
, 4B063QA01
, 4B063QA05
, 4B063QA18
, 4B063QQ08
, 4B063QQ13
, 4B063QQ79
, 4B063QQ89
, 4B063QR48
, 4B063QR56
, 4B063QR77
, 4B063QR80
, 4B063QS36
, 4B063QX02
引用特許:
引用文献:
審査官引用 (4件)
-
Proc.Natl.Acad.Sci.USA, 2002, Vol.99, p.14470-14475
-
The Journal of Biological Chemistry, 2001, Vol.276, p.8269-8277
-
Proc.Natl.Acad.Sci.USA, 2006, Vol.103, p.4753-4758
-
日本薬学会年会要旨集, 20070305, Vol.127, No.2, p.93, 28P1-pm123
全件表示
前のページに戻る