特許
J-GLOBAL ID:200903027450397939
反射防止膜及びそれを用いた画像表示装置
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-197615
公開番号(公開出願番号):特開平11-038201
出願日: 1997年07月23日
公開日(公表日): 1999年02月12日
要約:
【要約】【課題】高い反射防止効果を有しながら、膜強度及び耐久性が改良された反射防止膜を提供する。【解決手段】透明基材の表面の少なくとも一方に、基材側から空気面に向かって順に中屈折率層、高屈折率層、低屈折率層を形成した反射防止膜であって、各層がそれぞれ少なくとも1種類の2個以上の重合性基を有するモノマーからなるポリマーを含有しており、該ポリマーは各層を形成した後重合されたものであり、中屈折率層がアルミニウム、チタニウム、ジルコニウム、アンチモン、亜鉛、錫から選ばれる少なくとも1種の金属酸化物を含み、高屈折率層が酸化チタンを含み、低屈折率層が含フッ素モノマーの重合体からなる微粒子と光を散乱しないミクロボイドを含み、各層の屈折率、膜厚が特定の範囲であることを特徴とする反射防止膜。
請求項(抜粋):
透明基材の表面の少なくとも一方に、基材側から空気面に向かって順に中屈折率層、高屈折率層、低屈折率層を形成した反射防止膜であって、各層がそれぞれ少なくとも1種類の2個以上の重合性基を有するモノマーからなるポリマーを含有しており、該ポリマーは各層を形成した後重合されたものであり、中屈折率層がアルミニウム、チタニウム、ジルコニウム、アンチモン、亜鉛、錫から選ばれる少なくとも1種の金属酸化物を含み、高屈折率層が酸化チタンを含み、低屈折率層が含フッ素モノマーの重合体からなる微粒子と光を散乱しないミクロボイドを含み、各層の屈折率、膜厚が以下の範囲であることを特徴とする反射防止膜。中屈折率層 n3=1.60〜1.70hλ/4×0.8<n3d3<hλ/4×1.2高屈折率層 n2=1.90〜2.20kλ/4×0.8<n2d2<kλ/4×1.2低屈折率層 n1=1.37〜1.46λ/4×0.8<n1d1<λ/4×1.2(上記式に於て、hは1、2又は3を表わし、n3 は中屈折率層の屈折率を表わし、d3 は中屈折率層の層厚(nm)を表わし、kは1、2又は3を表わし、n2は高屈折率層の屈折率を表わし、d2は高屈折率層の層厚(nm)を表わし、n1は低屈折率層の屈折率を表わし、そしてd1は低屈折率層の層厚(nm)を表わす。また、λは設計波長(nm)を表し500から600の範囲にある。)
IPC (5件):
G02B 1/11
, B05D 5/06
, B32B 7/02 103
, B32B 9/00
, G02F 1/1335
FI (5件):
G02B 1/10 A
, B05D 5/06 A
, B32B 7/02 103
, B32B 9/00 A
, G02F 1/1335
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