特許
J-GLOBAL ID:200903027564126064

内燃機関の蒸発燃料処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-326294
公開番号(公開出願番号):特開平8-177651
出願日: 1994年12月27日
公開日(公表日): 1996年07月12日
要約:
【要約】【目的】スロットル弁上流側の吸気系にパージガスを導くようにした内燃機関の蒸発燃料処理装置を最適化すること。【構成】S11〜S14の実行により求まるパージ制御弁3の開弁制御デューティPADUTY に、S15では、制御弁8の開度に基づいた補正量Aを加算して、最終的なパージ制御弁3の開弁制御デューティPADUTY を求め、当該最終的なPADUTY により、パージ制御弁3を駆動する。これにより、制御弁8が開弁されバイパス通路9側を流れる吸入空気流量が減少し、パージガス量が低下するような状況下において、パージ制御弁3の開弁デューティPADUTY を制御弁8の開度に応じて増大補正することができるので、、パージガス量の低下分を補うことができ、以って良好なパージ処理が行なえると共に、空燃比段差の発生が抑制され機関運転性、排気性能等を良好に維持することができる。
請求項(抜粋):
燃料タンク等で発生した蒸発燃料を一時的に吸着して貯留する吸着手段と、該吸着手段とスロットル弁上流側の吸気系とを接続する通路に介装され、所定の機関運転条件で、前記吸着手段に貯留された蒸発燃料を脱離させ前記スロットル弁上流側の吸気系に導入させるべく開度制御されるパージ制御弁と、を含んで構成した内燃機関の蒸発燃料処理装置において、スロットル弁上流側の吸気系通路から分岐して再びスロットル弁上流側で吸気系通路に合流するバイパス通路を形成し、当該バイパス通路に前記脱離させた蒸発燃料を導入させると共に、当該バイパス通路に流入する吸入空気流量を制御する制御弁を設け、前記制御弁を機関運転状態に応じて開度制御するようにした場合に、脱離蒸発燃料の導入処理中に、前記パージ制御弁の開度を、前記制御弁の開度に応じて補正するパージ制御弁開度補正手段を含んで構成したことを特徴とする内燃機関の蒸発燃料処理装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 内燃機関制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-090821   出願人:トヨタ自動車株式会社

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