特許
J-GLOBAL ID:200903027564697240

非円形用NC加工形状データ創成方法および同装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 市川 理吉 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-131166
公開番号(公開出願番号):特開平7-319528
出願日: 1994年05月20日
公開日(公表日): 1995年12月08日
要約:
【要約】【目的】 形状データの拾い出しが粗い場合でも、工作機械により美しく仕上げることができる非円形用NC加工形状データを得ること。【構成】 多角形状で与えられた数値データを、軸方向と径方向の2形状データに分け、それぞれの形状データを創成し、両データを重ね合わせることにより非円形形状用のNC加工形状データを創成する。
請求項(抜粋):
非円形形状をなす製品のNC工作機械によるワーク加工に当り、該NC工作機械に与えられる形状加工データの創成方法において、多角形状に間隔を置いて与えられる製品形状の数値データを軸方向形状と径方向形状の2形状の数値データに分け、与えられた軸方向の数値データのうち互いに相隣る4点A,B,C,Dを採り、該4点A,B,C,Dのうち線分ABの延長線上にBB1=1/2BCとなる点B1を求め、△BCB1の重心G1を求め、同様に線分DCの延長線上にCC1=1/2BCとなる点C1を求め、△BCC1の重心G2を求め、次に点G1と点G2との中点を求め、該中点を第1次生成点とし、前述の作業を、軸方向の数値データの与えられた各点について、NC工作機械の送りピッチ毎の形状データが求まるまで繰り返して、軸方向形状データの創成処理を完了し、次に径方向の数値データとして外接円からの距離および軸心を通る基準線からの角度が与えられている諸点のうち、互いに相隣る2点E,Fを採り、該2点E,F間の求める点をNとし、点Nと点Eとを通る楕円の径差を式により求め、同様にして、点Nと点Fとを通る楕円の径差を求め、それぞれの楕円の径差から、点E,Fの間の角度の点Nを通る楕円の径差を求め、該楕円上の点Nの外接円からの距離を求め、前述の作業を角度1°毎に繰り返して求め、さらに数値データの与えられた各点について360°の形状データが1°毎に求まるまで繰り返し、径方向形状データの創成処理を完了し、前記軸方向形状データと径方向形状データとを重ね合わせて非円形形状データを創成し、該非円形形状データから非円形形状加工用のNCデータを変換作成する時にNC側で許容されるNCデータである検証を行い、前記非円形形状データから非円形形状加工用のNCデータを作成することを特徴とする非円形用NC加工形状データ創成方法。
IPC (2件):
G05B 19/4097 ,  G05B 19/4093
FI (2件):
G05B 19/403 B ,  G05B 19/403 L
引用特許:
審査官引用 (3件)

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