特許
J-GLOBAL ID:200903027617387477

直動案内軸受

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井上 義雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-371211
公開番号(公開出願番号):特開2001-182745
出願日: 1999年12月27日
公開日(公表日): 2001年07月06日
要約:
【要約】【課題】 作動性を悪化させることなく、運転騒音の低減等を実現した直動案内軸受を提供する。【解決手段】 ボール反転通路27の曲率中心O’は、従来装置の曲率中心Oに対し、戻し側ボール通路25側に所定量mだけ移設されている。これにより、エンドキャップ9の凹円弧状溝29は、破線で示した従来装置のものに較べ、曲率半径が所定量m小さくなると共に戻し側ボール通路25側に所定量m寄る。その結果、タング部31の先端とボール反転通路27の曲率中心O’とを結んだ直線と、ベアリング本体7の移動方向端面とがなす角度αを従来装置に較べて有意に小さくなった。これにより、ボール11がボール反転通路27から負荷側ボール通路21に移動する場合等において、ボール11が保持あるいは拘束されない距離がごく小さくなり、レール5のボール転走溝3への衝突力が弱められて運転騒音が大幅に軽減された。
請求項(抜粋):
軸方向にボール転走溝が形成されたレールに沿って直進運動体の案内を行う直動案内軸受であって、前記ボール転走溝に対向して形成されて当該ボール転走溝との間に負荷側ボール通路を形成する負荷ボール溝と、当該負荷ボール溝と略並行に形成された戻し側ボール通路とを有するベアリング本体と、当該ベアリング本体の移動方向側端面に固着され、前記負荷側ボール通路と前記戻し側ボール通路とを連絡する円弧状のボール反転通路の外周側部分を画成する凹円弧状溝と、当該凹円弧状溝の前記ボール転走溝側端部を形成するタング部とを有するエンドキャップと、前記ベアリング本体と前記エンドキャップとの間に介装され、前記ボール反転通路の内周側部分を画成するリターンガイドと、前記負荷側ボール通路および前記戻し側ボール通路および前記ボール反転通路を循環する多数個のボールとを備え、前記タング部の先端と前記ボール反転通路の曲率中心とを結んだ直線と、前記ベアリング本体の移動方向端面とがなす角度をαとしたとき、αを5 ゚〜20 ゚の範囲に設定したことを特徴とする直動案内軸受。
Fターム (10件):
3J104AA03 ,  3J104AA23 ,  3J104AA36 ,  3J104AA64 ,  3J104AA69 ,  3J104AA74 ,  3J104AA76 ,  3J104BA32 ,  3J104DA02 ,  3J104EA06
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • リニアガイド装置のボール保持器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-228125   出願人:日本精工株式会社
  • リニアガイド装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-033688   出願人:日本精工株式会社
  • 特開昭62-004922
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