特許
J-GLOBAL ID:200903027617761255

通信システム及び通信方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木村 満 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-339959
公開番号(公開出願番号):特開2003-143128
出願日: 2001年11月05日
公開日(公表日): 2003年05月16日
要約:
【要約】【課題】 簡単な構成で、高セキュリティ通信を可能とする。【解決手段】 クライアント端末11のIDとPWDとをオフラインで共有する(S11,S12)。クライアント端末11で乱数値Rを生成し、Kreg:=h(PWD)を計算して、KregでRを暗号化してeKreg(R)を求め、アクセスポイント21に、ID、h(ID|PWD)、eKreg(R)を送信する(S13,S14)。アクセスポイント21は、受信したIDに対応するPWDを求め(S15)、h(ID|PWD)を求め(S16)、受信した値と一致した場合に、Kregを計算し(S17)、KregでeKreg(R)を復号してRを抽出し(S18)、Rのハッシュ値をクライアント端末11に送信する(S19)。クライアント端末11は、Rのハッシュ値が、受信した値と一致する場合に、認証OKをアクセスポイント21に通知する。以後、KCL:=h(PWD|R)を暗号鍵とする。
請求項(抜粋):
相互に通信を行う第1の装置(11)と第2の装置(21)との間で、前記第1の装置の識別子IDと秘密情報PWDとを前記第1と第2の装置で共有し、前記第1の装置において、所定値Rを生成し、秘密情報PWDの一方向関数値Kreg:=h(PWD)を求め、求めた秘密情報の一方向関数値Kregを認証用の暗号鍵として用いて、所定値Rを暗号化して暗号データeKreg(R)を計算し、前記第2の装置に、識別子IDと、識別子IDと秘密情報PWDとの連結の一方向関数値h(ID|PWD)と、暗号化された所定値eKreg(R)とを送信し、前記第2の装置は、受信した識別子IDに対応する秘密情報PWDを検索し、識別子IDと秘密情報PWDとの連結の一方向関数値h(ID|PWD)を計算し、これと受信した一方向関数値h(ID|PWD)と比較し、一致した場合に、認証用の暗号鍵Kreg:=h(PWD)を計算し、この認証用の暗号鍵Kregを用いて暗号化された所定値eKreg(R)を復号して、所定値Rを抽出し、これを一方向性関数で変換した値h(R)を前記第1の装置に送信し、前記第1の装置は、所定値Rの一方向性関数値h(R)を求め、これと受信した所定値Rの一方向性関数値h(R)とを比較し、一致する場合に、認証が成立したことを前記第2の装置に通知し、前記第1の装置は、秘密情報PWDと所定値Rの連結の一方向関数値KCL:=h(PWD|R)を暗号用の共通鍵KCLとして求め、前記第2の装置は、共通鍵KCL:=h(PWD|R)を計算し、前記第1の装置と前記第2の装置とは、共通鍵KCLを暗号鍵として用いて相互に通信を行う、ことを特徴とする通信方法。
IPC (2件):
H04L 9/08 ,  H04L 9/32
FI (2件):
H04L 9/00 601 C ,  H04L 9/00 675 A
Fターム (5件):
5J104AA07 ,  5J104KA02 ,  5J104KA04 ,  5J104KA06 ,  5J104PA07
引用特許:
審査官引用 (3件)

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