特許
J-GLOBAL ID:200903027627884452

車両の加速スリップ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-177894
公開番号(公開出願番号):特開平10-026034
出願日: 1996年07月08日
公開日(公表日): 1998年01月27日
要約:
【要約】【課題】 駆動輪の加速スリップを抑制するため、内燃機関の出力トルクを低減する燃料カットをしても、触媒等の排気系部品の過熱をより確実に防止する。【解決手段】 ECU24は各速度センサ28,30により検出した駆動輪25と従動輪29との回転速度差から加速スリップ量を算出し、この算出値に基づき加速スリップを抑制させるために必要な燃料カット気筒数を求める。ECU24はエンジン1の各気筒の混合気濃度(詳しくは燃料増量係数)を燃料カット気筒数決定のためのパラメータとして管理する。そして、ECU24は燃料カットされる気筒から排出される酸素O2 と、燃料供給される気筒から排出される未燃燃料(HC等)との反応による触媒14の過熱を予測可能なマップにより、このパラメータを用いて初期の燃料カット気筒数を必要に応じて触媒14を過熱させないような燃料カット気筒数に変更する。
請求項(抜粋):
駆動輪の加速スリップ量を検出する加速スリップ検出手段と、前記加速スリップ量に基づき前記駆動輪を所定の目標加速スリップ量に制御するのに必要な内燃機関の目標トルクを算出する目標トルク算出手段と、前記目標トルクに応じて燃料カットすべき気筒数を算出する燃料カット気筒数算出手段と、燃料カットが行われる気筒から排出される酸素量と燃料が供給される気筒への燃料供給量とに基づき触媒での発熱反応によって触媒温度が所定値以上となるか否かを判断する判断手段と、前記判断手段により触媒温度が所定値以上となると判断された場合に、燃料カットすべき気筒数を変更する燃料カット気筒数変更手段と、前記燃料カット気筒数変更手段により必要に応じて変更された燃料カット気筒数に基づき前記内燃機関の燃料カット制御を行う燃料供給制御手段とを備えたことを特徴とする車両の加速スリップ制御装置。
IPC (5件):
F02D 29/02 311 ,  B60K 28/16 ,  F02D 17/02 ,  F02D 41/04 330 ,  F02D 45/00 360
FI (5件):
F02D 29/02 311 A ,  B60K 28/16 ,  F02D 17/02 Z ,  F02D 41/04 330 G ,  F02D 45/00 360 C
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 車両用加速スリップ制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-185823   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • 特開平4-171231
  • 特開平4-171231
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