特許
J-GLOBAL ID:200903027633050687

粒子を用いた粘度測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河▲崎▼ 眞樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-015626
公開番号(公開出願番号):特開2007-198804
出願日: 2006年01月24日
公開日(公表日): 2007年08月09日
要約:
【課題】従来の粘度計に比して被測定液の量が少なくてもその粘度を計測することができ、かつ、μ-TASをはじめとするMEMSの要素内で流動するような狭い領域における液の粘度を正確に計測することのできる粘度計を提供する。【解決手段】被測定液中に粒子径が既知の粒子群を拡散させてなる懸濁液を保持する容器1内に、電源3からの電圧印加により容器内に規則的に並ぶ電界分布を発生させることのできる電極対2を設け、その電極対2に対する電圧印加の制御により、容器1内の懸濁液中の粒子に作用する泳動力により生じる粒子群の密度分布に起因する回折格子を生成させた後にこれを消滅させるとともに、容器1に向けて光を照射して得られる回折光を検出して、消滅過程における回折光の時間的変化から粒子群の拡散係数を求める一方、その拡散係数と粒子径とから、被測定液の粘度を算出する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
被測定液中に粒子径が既知の粒子群を拡散させてなる懸濁液を保持する容器と、直流,周波数変調、電圧変調を含む所定のパターンもしくは任意に設定できるパターンの電圧を発生する電源と、上記容器に設けられ、上記電源からの電圧を印加することにより容器内に規則的に並ぶ電界分布を発生させる電極対と、その電極対への電源からの電圧の印加の制御により、上記容器内の懸濁液中の粒子に作用する泳動力により生じる粒子群の密度分布に起因する回折格子の生成と、その消滅を制御する制御手段と、容器内の上記回折格子の生成部位に向けて光を照射する光源と、その光の上記回折格子による回折光を検出する光検出器と、その光検出器により検出される回折光強度の時間的変化から上記粒子群の拡散の速度に係る情報を求めるとともに、その結果と上記粒子群の粒子径とから、被測定液の粘度を求める解析・演算手段を備えていることを特徴とする粒子を用いた粘度測定装置。
IPC (2件):
G01N 11/00 ,  G01N 21/47
FI (2件):
G01N11/00 A ,  G01N21/47 A
Fターム (12件):
2G059AA03 ,  2G059BB06 ,  2G059DD01 ,  2G059DD15 ,  2G059EE02 ,  2G059FF03 ,  2G059FF05 ,  2G059GG01 ,  2G059GG02 ,  2G059JJ01 ,  2G059JJ02 ,  2G059MM01
引用特許:
出願人引用 (3件)

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