特許
J-GLOBAL ID:200903027684986318

旋光性フィルム及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長濱 範明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-285401
公開番号(公開出願番号):特開2006-072273
出願日: 2004年08月31日
公開日(公表日): 2006年03月16日
要約:
【課題】 精密な裁断及び貼合技術が要求されることなく、簡便な工程により低コストで製造することができ、しかも複屈折波長分散特性の制御が容易で広帯域位相差フィルム等に利用することができる単層の旋光性フィルム、並びにその製造方法を提供すること。【解決手段】 液晶性高分子を含有する溶液を配向規制力のある基板上に塗布する工程、 前記基板の配向規制力によって基板側にある液晶性高分子を第一の方向に配向させる工程、 前記液晶性高分子に磁場を印加し、基板から離れた側にある液晶性高分子を、第一の方向に対して30〜90°の角度をなす第二の方向に配向させると共に、液晶性高分子の配向方向が第一の方向から第二の方向に連続的に変化するねじれ部を中間に形成せしめる工程、及び 配向せしめた前記液晶性高分子を冷却してガラス状態とする工程、を含むことを特徴とする旋光性フィルムの製造方法。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
液晶状態においてはネマチック相を有しかつガラス転移点以下の温度ではガラス状態となる液晶性高分子を含有する溶液を、配向規制力のある基板上に塗布する工程と、 前記液晶性高分子が液晶状態を呈する温度で、前記基板の配向規制力によって基板側の下面部にある前記液晶性高分子を第一の方向に配向させる工程と、 前記液晶性高分子が液晶状態を呈する温度で、前記液晶性高分子に磁場を印加し、基板から離れた側の上面部にある前記液晶性高分子を、第一の方向に対して30〜90°の角度をなす第二の方向に配向させると共に、前記下面部と前記上面部との間にある前記液晶性高分子の配向方向が第一の方向から第二の方向に連続的に変化するねじれ部を形成せしめる工程と、 前記配向せしめた前記液晶性高分子を、配向状態が維持されるように冷却してガラス状態とし、前記液晶性高分子からなる旋光性フィルムを得る工程と、 を含むことを特徴とする旋光性フィルムの製造方法。
IPC (2件):
G02B 5/30 ,  G02F 1/133
FI (2件):
G02B5/30 ,  G02F1/13363
Fターム (15件):
2H049BA06 ,  2H049BA07 ,  2H049BA42 ,  2H049BA47 ,  2H049BB42 ,  2H049BC01 ,  2H049BC04 ,  2H049BC06 ,  2H049BC22 ,  2H091FA12 ,  2H091FB02 ,  2H091FC11 ,  2H091FC29 ,  2H091JA01 ,  2H091LA16
引用特許:
出願人引用 (5件)
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